テレ朝看板アナウンサーからフローリストへ。前田有紀さんが「好きなことを仕事にする」ために手放して得たこと

AI要約

前テレビ朝日アナウンサーの前田有紀さんが、好きなことを仕事にする転機と修業時代について語る。

前田さんはテレビ業界を離れ、イギリスでインターンのガーデナーとして修業を積んだ後、生花店を経営するまでの道のりを辿る。

現在は生花店『NUR flower』を経営し、イベント装飾やワークショップなども手がける前田有紀さんのインスピレーションに迫る。

テレ朝看板アナウンサーからフローリストへ。前田有紀さんが「好きなことを仕事にする」ために手放して得たこと

誰もが一度は「好きなことを仕事にしたい」と思ったことがあるでしょう。転職や独立を考えても、収入や安定を手放すことへの不安、年齢や〝自信のなさ〟を理由に、諦めてしまった人もいるはず。

そんなあなたに「進めば道は開けますよ」と語るのは、元テレビ朝日アナウンサーで現在はフローリストとして活躍する前田有紀さんです。

インタビューは前田さんが経営する表参道近くの住宅街にある生花店『NUR flower(ヌア フラワー)』で行われました。

初夏の日差しが降り注ぐなか、黒のセットアップで現れた前田さん。「ちょうど今日は会場装飾の仕事があり、そういう時には花を引き立てられる黒を選びます」と、仕事の舞台裏を明かしてくれました。

前田さんはかつてテレビ朝日の看板アナウンサーとして、華やかな会場の舞台に立っていました。

10年勤めた会社を32歳で辞め、全く未体験の世界に飛び込んで11年、転機とこれまで歩んできた道について紹介します。前編では、会社を辞める葛藤と修業時代について詳しく伺います。

■前田有紀さん

株式会社SUDELEY(スードリー)代表取締役、生花店NUR flower(ヌア フラワー)』オーナー。1981年、神奈川県出身。慶應義塾大学卒業。テレビ朝日でアナウンサーとして活躍後、2013年退社後、英国に留学。コッツウォルズ・グロスターシャー州の古城でインターンのガーデナーとして勤務後、生花店『ブリキのジョーロ』(東京都)に3年間勤務。2018年フラワーブランド『gui(グイ)』を立ち上げ、2021年に実店舗『NUR flower(ヌア フラワー)』(渋谷区神宮前)を開店。店舗運営、イベント装飾のほか、ワークショップ、『好きを仕事に研究会』を主宰。プライベートでは7歳と3歳の男児の母。

インスタグラム https://www.instagram.com/yukimaeda0117/