川上麻衣子さん「スマホとタバコって似てるかも」。イライラしないつき合い方について考えた

AI要約

川上麻衣子さんが最近感じるデジタルデトックスの欲求と、急速なIT化に伴う詐欺の多さについて語る。

安価な通販サイトから個人情報が漏れ、詐欺メールに悩まされる日々についての悩みや対策について述べる。

差出人のアドレスを検索して対策するなど、自身の置かれた環境を整える必要性を感じている。

川上麻衣子さん「スマホとタバコって似てるかも」。イライラしないつき合い方について考えた

一般社団法人「ねこと今日」の理事長を務め、愛猫家としても知られる女優・川上麻衣子さん(58歳)。猫との暮らしや出生の地であるスウェーデンで学んだこと、50代以降に感じる思い、暮らしの知恵などを発信し人気です。今回は、最近痛感する「デジタルの波」への戸惑い、自身のリアルな悩みと「脱スマホ依存」について詳しく語ります。

これまで、何度も繰り返し考えてきたのですが、「デジタルデトックスをしたい」という欲求が日増しに強くなっています。もはや欲求ではなく自分自身に「切望」している状況です。

その原因の1つとしては、昨今の急速なIT化にあるかもしれません。流れてくるニュースからも、CMからも世の中、あらゆる資料は紙からデジタルへと移行し、簡略化とペーパーレスは、当たり前の時代となりました。

もちろん便利でムダがなくなることはありがたいのですが、一方それに伴う詐欺のなんと多いことか…。メールを開けば銀行、クレジットカード、配送会社、果ては最近国税局と名乗る差し出し人からの支払い請求が届いています。

事実なのか詐欺なのか。

その判断に毎回悩まされています。多分、安価な商品を謎の通販サイトから購入したせいで、アドレスが利用されているのかもしれません。個人情報などもすでに抜かれている可能性は十分にあります。

「安物買の銭失い」どころの騒ぎでは収まらない大失態を犯した自分に腹が立ちます。その反面、完璧なガードはもう無理だと思う気持ちもあります。

だいたい、パスワードをいくつもてというのでしょうか。もったらもったで、安全のため定期的にパスワードを変えるよう要求されます。世の中のどのくらいの人たちが、完璧にこなしているのか、あるいは自分だけが大雑把で節穴だらけなのか、教えてほしい心境です。

1つだけ、詐欺メールにだまされない対策としてやっていることがあります。多くの方が既にそうされているかとは思いますが、最近は怪しいと思ったメールが届いたときには必ず差出人のアドレスをコピーしてインターネットで検索することにしています。

そもそも大手企業の名前で届く不審なメールはそのアドレスを見ることで、今の段階では詐欺を見抜けそうです。

しかし敵も進歩していますから、更なる高度な方法で今後は仕かけてくるはずです。この辺りでじっくりと、自分の置かれている環境を整え、対策を練る必要がありそうです。