あなたの顔たるみの原因は?自分の「顔のクセ」をチェック!

AI要約

笑い方や表情のくせは子どもの頃から変わらず、自分の“くせ”を知ることが重要である。

表情筋研究家の間々田氏が表情筋の重要性とそのトレーニング方法について解説している。

顔の“くせ”を知るためには鏡を見て表情の状態を確認し、理想の動きを刷り込む必要がある。

あなたの顔たるみの原因は?自分の「顔のクセ」をチェック!

「子どもの頃から、笑い方や表情のくせは意外と変わらないものです」と表情筋研究家の間々田さん。自分の“くせ”を知ることが、理想の顔に近付く第一歩。まずは顔の“くせ”をチェックしましょう!姿勢の整え方も紹介します。

表情筋研究家。1972(昭和47)年生まれ。2020年、自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた独自のメソッド「コアフェイストレーニング(R)」(間々田式表情筋トレ)を考案。受講者は3万人を超える。著書は15冊以上。顔の学校「MYメソッドアカデミー」主宰。「ハルメク365」のサイトでも、表情筋の動かし方がわかる動画シリーズを公開中。

人間の顔には左右合わせて約50の筋肉(表情筋)があり、表情を動かすたびに、連動して動いているといいます。

また、その筋肉は皮膚のすぐ下にあり、とても薄く小さいものなので、動かしていないとすぐに固まり、逆に筋トレをすればすぐに効果が出やすいと表情筋研究家の間々田さんは言います。

●前頭筋(ぜんとうきん)

眉を上げる・目を大きく開く

●上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)

上まぶたを持ち上げる

●眼輪筋(がんりんきん)

目を細めたり閉じたりする

●口角挙筋(こうかくきょきん)

口角を引き上げる

●大頬骨筋(だいきょうこつきん)

口角を外側上方向に引っ張る

●口輪筋(こうりんきん)

唇をすぼめたり、口を閉じる

●口角下制筋(こうかくかせいきん)

口角を押し下げて横方向に伸びる

●広頚筋(こうけいきん)

下唇と口角を斜め下に引っ張る

●胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

頭を動かす助けをする

「表情筋トレをする前にまず知ってほしいのは、自分の顔のくせ。顔の筋肉は長年のくせを覚え込んでいるからです。使っていなかった筋肉は“鍛える”、反対にくせによって使い過ぎていた筋肉は“力を抜く”。それから理想の動きを刷り込ませることが大切です」(間々田さん)

表情筋の状態を知るために、下を向いて鏡に向き合います。目のまわりや頬、あごなど、普段平面で見ている筋肉が、重力のせいでより下がって、ゆるんでいる部分や左右の違いなど、表情のくせも知ることができます。

下を向くと、今の顔の筋肉の状態がわかります。

上を向いたときの顔が理想の筋肉の状態です。