意外とやりがちな「エアコンの損する使い方」5選!節約の専門家が対策も解説

AI要約

エアコンを効率よく使用するためのポイント

窓の対策でエアコンの効果を高める方法

節電につながるエアコンの正しい使い方

意外とやりがちな「エアコンの損する使い方」5選!節約の専門家が対策も解説

家電の中でも、夏(冬)に最も電気消費量が大きいのがエアコン。「頑張って節電しているつもりでも、実は意味がなかったり、逆に損な使い方をしている人が少なくないんです」と節約アドバイザーの丸山晴美さんは言います。丸山さんがこれまでに多くの家庭で見た「エアコンの損する使い方」を聞きしました。

みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「意外とやりがちなエアコンの損する使い方」!

日中、家にいるときはもちろん、数時間の外出くらいならカーテンを閉めないという家庭は多いと思います。

しかし、夏場は窓ガラス(1枚ガラス)から約73%もの熱が入ってくると言う調査があります。(※1)

まずは窓の対策をしないと、エアコンをかけても外からどんどん熱気が入り、また、部屋の冷気も窓ガラスから逃げてしまいます。

真夏は、日中もカーテンを閉めるのが基本です。

部屋が暗くなるのが嫌という人は、昼間はレースのカーテンだけ閉めておき、日が落ちたらすぐにカーテンを閉めましょう。これだけでもずいぶん熱気を抑えることができます。

最近は遮熱やUVカットの効果を持つレースカーテンも多く出ているので、そういうものに替えればさらに効果的です。カーテンを買い替えるのはちょっと負担になる場合は、窓ガラスに貼るフィルムタイプの遮熱シートもおすすめです。

たしかに以前は「電気代を節約するには弱風での冷房運転」と言われていました。でもこれは「自動運転」機能の性能がまだよくなかった時代の節約方法です。

今のエアコンは「自動運転」の性能が高くなっていて、室温が設定温度になるまでは強風運転、その後は微風運転と、最も電気代が抑えられる効率のよい運転を行うようにプログラムされています。

エアコンの電気代を節約するには、常に「自動運転」にするのが正解です。

また、省エネやエコモードなどが搭載されているエアコンなら、ボタンひとつで省エネ運転を自動的にエアコン本体が考えて運転してくれるので、リモコンにモード設定があれば活用しましょう。