「スマートホームの中心に」 家電を自動で節電 スマートリモコン新型 ネイチャーが発売
AI要約
スマートリモコンの開発・販売を手掛けるネイチャーが、家電の出力を自動で調節する機能を搭載した「ネイチャーリモ ラピス」を発売。
新製品のラピスは赤外線照射距離を広げ、マターの接続機器数を増やし、節電につながる機能が特徴。
今後の展開では、消し忘れアラートや熱中症アラートなど、エアコン制御を最適化する機能を実装予定。
スマートリモコンの開発・販売などを手掛けるネイチャー（横浜市神奈川区）が、家電の出力を自動で調節する機能を搭載した「ネイチャーリモ ラピス」を5日に発売した。スマートリモコンとしてスマートフォンから家電を操作できるようにするだけでなく、自動で節電制御も行う。スマートホームの通信規格「Matter（マター）」の接続機器も3台から20台へと大幅に増やした。
「ネイチャーのスマートホーム製品の中心になる」。塩出晴海CEOは、新製品のラピスについてこう力を込める。
発売したラピスは、赤外線照射距離を従来品よりも広げ約30畳まで対応するとともに、マターの接続機器数を20台に拡大。同時に登録できるコントローラー数も2台から8台に増やした。デザインは海辺の石のモチーフに刷新した。
簡単設定で節電につながる機能が特徴。エアコンの場合、3つの節電レベルから選んで設定する「オートエコ」や、ゆるやかに温度を変える「コスパ起動」を搭載。今夏には「消し忘れアラート」をリリース予定で、それ以降も熱中症アラートやウェアラブルデバイスとの連携など、エアコン制御を最適化する機能の実装を進めていく。
