バスタオルの寿命ってどれくらい?家事のプロに聞いた
バスタオルの正しい利用方法や洗濯頻度について紹介されています。
バスタオルは家族共用よりも1人1枚専用の使用をおすすめされています。
バスタオルは水分だけでなく、皮脂や汚れも付着するため、毎回洗濯することが重要です。
日々の家事で気になるものの、正解がよくわからないことについて、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに教えてもらいました。
今回のテーマは「バスタオル」についてです。
洗濯する頻度や利用可能な期間(寿命)、そして古いバスタオルの活用法などを紹介してもらいます。
最初に、バスタオルの賢い利用方法からご案内します。スッキリとした生活を意識されているかたのなかには、家にあるバスタオルをすべて同じ色で統一している人も多いでしょう。あるいは、色はそろえてないけれども、誰がどれを使ってもよいことにしている、という家庭は多いはず。
でも、バスタオルを「家族共用」にするのは、できれば避けたいです。
家族全員が元気なときはよいかもしれませんが、誰かが風邪をひいたり、お腹をこわしたり、水虫になっていたり、じつは傷口があったり…といった状況で、バスタオルを家族共用にしていると、感染の危険性が高まります。
家族であっても下着を共有しないのと同じように、バスタオルも1人1枚、専用のものを用意する方が、衛生面で考えると自然なことではないでしょうか。
お風呂上がり=きれいに全身を洗った後だから、水分を拭き取っただけのバスタオルは、そんなに汚れてはいないはず…と思いますよね。
でも、バスタオルは水分だけでなく、顔、髪の毛、お尻、足にも触れます。いくらお風呂上がりとはいえ、すべての場所が完全に清潔とは言い難いですし、皮脂などはどうしても付着するわけです。
濡れている+皮脂などが付着している+多少の汚れも残っている…となれば、雑菌が繁殖しやすい条件としては十分。次回使うまでに、どのくらい菌が増殖しているかわからないので、フェイスタオル同様に、バスタオルも毎回洗濯することをおすすめします。
なお、洗濯する前の注意点としては、使用後の濡れたバスタオルを洗濯カゴに入れたまま、半日以上おかないことです。嫌な臭いの原因となる菌は、濡れたまま5時間を過ぎると大繁殖します。重なったほかの衣類にも影響してしまいますので、注意しましょう。