京都・祇園祭「お千度の儀」…稚児ら、祭りの無事を祈願

AI要約

京都・祇園祭が1日、幕を開けた。京都市東山区の八坂神社での祭りの無事を祈願する「お千度の儀」には、長刀鉾の稚児らが参加した。

顔におしろいを塗った稚児たちが、古式にのっとって本殿の周囲を3周する様子が描かれた。

祭りは31日の夏越祭まで続く。

 京都・祇園祭が1日、幕を開けた。京都市東山区の八坂神社では、 前祭さきまつり の 山鉾やまほこ 巡行(17日)で先頭を進む 長刀なぎなた 鉾の稚児らが、祭りの無事を祈願する「お千度の儀」に臨んだ。

 顔におしろいを塗った稚児の西川雅基君(11)が朱色の 袴はかま 姿で、補佐役の 禿かむろ を務める西淵一登君(8)、小川門土君(7)らと参拝。古式にのっとって時計回りに本殿の周囲を3周した。

 市内の各山鉾町はこの日以降、神事初めの「吉符入り」を行う。祭りは31日の 夏越なごし 祭まで続く。