# 神事

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町
2024.07.03

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町

 福島県下郷町の国重要伝統的建造物群保存地区・大内宿の夏の風物詩「半夏(はんげ)まつり」は2日、地区内で開かれた。かやぶき屋根の家並みの中をみこしの行列が練り歩いた。 高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつった「高倉神社」の祭礼で、家内安全や五穀豊穣を祈願する。本格的な夏の訪れとな

茅の輪をくぐり無病息災を祈願 飛騨一宮水無神社で夏越大祓式
2024.07.02

茅の輪をくぐり無病息災を祈願 飛騨一宮水無神社で夏越大祓式

  高山市一之宮町の飛騨一宮水無神社で「夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)」が行われ、参拝者が茅の輪をくぐって無病息災を祈願しました。  夏越大祓式は毎年6月30日に行われる神事で、正月から半年間の穢(けが)れを払って心身を清め、残りの半年の無病息災を祈ります。 

これからの季節、無病息災願い茅の輪くぐる 福島県伊達市の霊山神社で「夏越しの大祓」
2024.07.01

これからの季節、無病息災願い茅の輪くぐる 福島県伊達市の霊山神社で「夏越しの大祓」

 福島県伊達市の霊山神社で6月30日、「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」が行われた。 病気や災いを防ぎ健康に暮らすため、日常のけがれを払い清める神事。「水無月の大祓」とも言われ、夏の病気を防ぐためのお払いとされる。 神社の総代や一般参拝者ら約30人が参列した。古

京都・祇園祭始まる 「お千度の儀」の稚児は小6、大役こなし笑顔
2024.07.01

京都・祇園祭始まる 「お千度の儀」の稚児は小6、大役こなし笑顔

 日本三大祭りの一つ、祇園祭が1日、始まった。八坂神社(京都市東山区)では、長刀鉾(なぎなたほこ)の稚児が祭の無事を祈願する「お千度の儀」があり、古都に夏の到来を告げた。 「お千度の儀」は、本殿の周囲を時計回りに3回歩くと1000回参拝したとみなされる神事。毎年7月1日に営まれ、

半年間の罪や穢れを取り除き 残りの半年も元気に 日和佐八幡神社で「夏越の大祓」の神事【徳島】
2024.07.01

半年間の罪や穢れを取り除き 残りの半年も元気に 日和佐八幡神社で「夏越の大祓」の神事【徳島】

毎年6月30日に行われる「夏越の大祓」は半年間の罪や穢れを取り除き、残りの半年も元気に過ごせるようにと願う神事です。この日、徳島県美波町の日和佐八幡神社には氏子らが集まり、無病息災を祈る「茅の輪」くぐりをしたあと、拝殿でお祓いの神事が行われました。午後からは近くの大

京都・祇園祭「お千度の儀」…稚児ら、祭りの無事を祈願
2024.07.01

京都・祇園祭「お千度の儀」…稚児ら、祭りの無事を祈願

 京都・祇園祭が1日、幕を開けた。京都市東山区の八坂神社では、 前祭さきまつり の 山鉾やまほこ 巡行(17日)で先頭を進む 長刀なぎなた 鉾の稚児らが、祭りの無事を祈願する「お千度の儀」に臨んだ。 顔におしろいを塗った稚児の西川雅基君(11)が朱色の 袴はかま 姿で、補佐役の

博多の夏を熱くする「飾り山笠」13基、福岡市内にお目見え「日本の伝統文化感じて」
2024.07.01

博多の夏を熱くする「飾り山笠」13基、福岡市内にお目見え「日本の伝統文化感じて」

 福岡の夏を彩る博多祇園山笠が1日開幕し、豪華絢爛な飾り山笠13基が福岡市内の商業施設や商店街などにお目見えした。 博多区の商業施設「キャナルシティ博多」では、「十二番山笠」の飾り山笠(高さ約12メートル)が披露された。表は、平安時代に北部九州沿岸を外国軍勢が襲った「刀伊の入寇」

西日本最高峰の石鎚山で「お山開き」
2024.07.01

西日本最高峰の石鎚山で「お山開き」

きょうから7月、本格的な夏山シーズンの到来です。西日本最高峰の石鎚山では、恒例の「お山開き」が行われました。午前6時半、石鎚山の7合目にある成就社では、神事の後、仁・智・勇の三体の御神像が、本殿から運び出されました。そして、時折大粒の雨の降る中、およそ300人の信者

飾り山笠に神様招き入れ 福岡、「安全安心に」
2024.06.30

飾り山笠に神様招き入れ 福岡、「安全安心に」

 福岡の夏を彩る伝統行事「博多祇園山笠」の飾り山笠と呼ばれる山車に神様を招き入れる神事「御神入れ」が30日、福岡市博多区の櫛田神社で行われた。7月1日からの一般公開を前に、博多祇園山笠振興会の武田忠也会長は「安全安心に気を引き締めたい」と語った。 今年は趣向を凝らした計13基の飾

「どこまで日本を知り尽くしてはるん」 ジョージア大使の「深読みしすぎ」に2.6万“いいね”の反響
2024.06.30

「どこまで日本を知り尽くしてはるん」 ジョージア大使の「深読みしすぎ」に2.6万“いいね”の反響

 日本には、古くから続くさまざまな伝統行事や神事があります。流暢な日本語とウィットに富んだ投稿で人気を集める、ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは自身のX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)で、ある神事を体験するため京都へ向かうことを報

柏で「手賀のまつり」 「手賀ばやし」の奉納、昔遊び体験など
2024.06.27

柏で「手賀のまつり」 「手賀ばやし」の奉納、昔遊び体験など

 「第10回手賀のまつり」が7月7日、手賀農業構造改善センター(柏市手賀)で開かれる。(松戸経済新聞) 手賀区町会をはじめとした柏市手賀地区の住民で構成される実行委員会が主催し、2013(平成25)年から毎年7月第1日曜に行っている同行事。大杉神社(茨城県稲敷市)への信仰に基づく

「替えましょ、替えましょ」 奇祭「鷽替え神事」5年ぶり開催 奈良
2024.06.26

「替えましょ、替えましょ」 奇祭「鷽替え神事」5年ぶり開催 奈良

 国内最古の天満宮とされる奈良市の菅原天満宮で25日、5年ぶりとなる奇祭「鷽(うそ)替え神事」があった。参拝者約120人は「替えましょ、替えましょ」というかけ声に合わせ、鳥のウソをかたどった木彫りのお守りが入った箱を次々と交換。うそを真実、吉事に替えるというおまじないで、参拝者らは交換を通じて

宗像大社中津宮で「夏越の大祓式」 半年間の無病息災祈る
2024.06.25

宗像大社中津宮で「夏越の大祓式」 半年間の無病息災祈る

 「中津宮の夏越大祓(なごしおおはらえ)式」が6月30日、宗像大社中津宮(宗像市大島)神門前で行われる。(宗像経済新聞)  夏越大祓は「水無月祓(みなづきはらえ)」とも呼ばれ、身に付いた半年間のけがれをはらい無病息災を祈ることを目的とする神事。 同神社では、白紙を人

燃え上がる炎に般若心経、五穀豊穣を願う 戸隠神社中社、3年に1度の「柱松神事」
2024.06.24

燃え上がる炎に般若心経、五穀豊穣を願う 戸隠神社中社、3年に1度の「柱松神事」

 長野市戸隠の戸隠神社中社で23日、戸隠信仰を伝える「柱松(はしらまつ)神事」があった。五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを願って3年に1度行っている。雑木などで組んだ「柱松」を燃やし、その周囲を神主や修験者が般若心経を唱えながら歩いた。 降りしきる雨の中、白装束の修験者らがほら貝

「安定した世界になってほしい」戸隠神社で3年に1度の火祭り「柱松神事」 ネマガリダケなど使ったたいまつに着火し先の景気など占う
2024.06.23

「安定した世界になってほしい」戸隠神社で3年に1度の火祭り「柱松神事」 ネマガリダケなど使ったたいまつに着火し先の景気など占う

長野市の戸隠神社で、世の中の平和を祈る三年に一度の火祭り「柱松神事(はしらまつしんじ)」が行われました。戸隠神社の柱松神事鎌倉時代に始まり、明治期に一度途絶えましたが、戸隠信仰を後世に伝えようと2003年の式年大祭(しきねんたいさい)から復活しました。ほら貝の音に合

少子化影響、ルールを変えて伝統継承 三重・伊雑宮の神事
2024.06.23

少子化影響、ルールを変えて伝統継承 三重・伊雑宮の神事

 伊勢神宮別宮の伊雑宮(いぞうぐう)=三重県志摩市磯部町上之郷=に伝わる国重要無形民俗文化財「磯部の御神田(おみた)」が24日に執り行われる。笛や謡(うたい)など田楽に合わせて早乙女らが御料田(ごりょうでん)に早苗を植える神事で、地元の「磯部9郷」が輪番で担ってきた。しかし、少子化の影響で今回

「津波が急に来たら、見るな、待つな、おごるな」語呂に合わせて キュウリやマツナを小舟に乗せて安全祈願
2024.06.21

「津波が急に来たら、見るな、待つな、おごるな」語呂に合わせて キュウリやマツナを小舟に乗せて安全祈願

三重県伊勢市で津波の教訓を伝える神事「郷中施」が行われました。この神事は230年ほど前、現在の伊勢市二見町で大津波の被害にあった住民が、災害の教訓を後世に伝えようと始めました。20日は地元のおよそ40人が参加し、「津波が急に来たら、見るな、待つな、おごるな」という先

たすき姿の早乙女・早男、豊作祈りお田植え祭 鹿児島神宮
2024.06.18

たすき姿の早乙女・早男、豊作祈りお田植え祭 鹿児島神宮

 鹿児島県霧島市隼人の鹿児島神宮で16日、お田植え祭があった。地域に伝わる田植え歌が合唱される中、すげがさに脚半、たすき姿の約30人が神宮近くの神田約800平方メートルに苗を手植えし、豊作を祈った。 たすき姿の早乙女・早男に扮(ふん)したのは、地元の宮内小児童を含む地域住民やJA

豊作願って寝たふりをする? 虫送り神事「フムヌン」行われる 児童らは祈願に使う舟を手作り 沖縄・与那国町
2024.06.17

豊作願って寝たふりをする? 虫送り神事「フムヌン」行われる 児童らは祈願に使う舟を手作り 沖縄・与那国町

 【与那国】久部良公民館(崎原敏功館長)は5月16日、フムヌン(穂物忌祭)の祈願を行った。稲穂の出る時期に害虫の被害に遭わないよう願い、虫を海に流す神事で旧暦の4月21日に稲の成長を祈る「ツァバムヌン」と同時に行われる。 クブラバリの高台でニンガイ(祈願)をした後、稲穂を食べてし

大たいまつ作りが大詰め 熊野那智大社「扇祭り」
2024.06.14

大たいまつ作りが大詰め 熊野那智大社「扇祭り」

 和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で、毎年7月に営まれる「那智の扇祭り」を前に、神事で使う大たいまつ作りが大詰めを迎えている。作業場では、白装束に烏帽子姿の宮大工嶌崎和真さんが重さ約50キロにもなる大たいまつの仕上げに汗を流した。 祭りは神々が年に1度、12体の扇みこし