50歳で“絶景ハンター旅”を始めた旅行ジャーナリストおすすめ「いつか絶対見るべき」国内絶景4選

AI要約

旅行ジャーナリストの村田和子さんが50歳になったときに行きたい場所をリストアップし、実際に行動に移す決意をしたエピソードを紹介。自然が関与する絶景を求める絶景ハンター旅の模様と、今後訪れる予定の絶景ポイントについても言及。

村田和子さんが絶景ハンター旅の活動を再開した経緯や、訪れた場所での体験を通じて得られる楽しみについて述べられている。さらに、西表島のサガリバナを目指す旅の準備や予定についても紹介。

サガリバナの魅力や見ごろの時期、観光ツアーの選択に関する情報が記載されており、読者に実際に訪れる際の参考になる内容となっている。

50歳で“絶景ハンター旅”を始めた旅行ジャーナリストおすすめ「いつか絶対見るべき」国内絶景4選

いつか見たい、行きたい場所…。旅行ジャーナリストの村田和子さんは、50歳になったときに行きたいリストを作り、「いつか」ではなく、行けるときに「行く」を決意したと言う。今回はその理由や、そんな中から絶景ハンター旅の模様を紹介してもらった。

* * *

50歳になったときに、行きたい場所を書き出し、できるだけ時間を作り、行けるうちに行こうと決めました。理由の一つは子どもが大学に入り、子育てがひと段落したこと。特に自然が関与する絶景は、アクセスが大変なところも多く、期間限定や条件が整わないとみられないものもあります。自分の体力と年齢を考えると、「後回しにしている猶予はないぞ!」と思い一念発起したのです。

とはいっても長らくコロナでお休み状態。ようやく昨年から本格的に「絶景ハンター旅」の活動を再開しました。いざ絶景を目的に旅へ出かけると、タイミングがあわなかったり、期待が大きすぎて「あれ?」と思ったり、想定以上にアクセスが大変だったり。それもひっくるめて、旅の楽しみになっています。

今回は、私の絶景ハンター旅の模様と、これからのシーズンに狙いたい(狙っている)おすすめ絶景をご紹介します。

思い続けて早5年。「今年こそは!」と思いながら、期間が限られるため、仕事が入ったり、家の都合があったりで見送ってきたのが、沖縄県・西表島のサガリバナ。いよいよ2024年は実行に移すべく、訪れるべく準備をしています。サガリバナは夜に咲き始め、夜中に満開になり、早朝に花を落とすという儚い花で、「幻の花」や「一夜花(ひとよばな)」とも呼ばれます。バニラのような甘い香りも特徴だとか。

「いつかではなく今行く」と決めてしまえば、旅の優先順位があがり、2024年は「サガリバナを見に行く旅」に向けて早めに予定を確保しました。サガリバナの見ごろは6月下旬~7月いっぱい。今年もまだ間に合いますよ!

満開の様子を見る夜のツアーもありますが、今回私が選び予定しているのは、早朝5時起きで出発する「星野リゾート 西表島ホテル」のオプショナルツアー「絶景サガリバナクルーズ」。上から房にたわわに咲き誇るサガリバナと、散って水面に浮かんだサガリバナの両方をボートの上から楽しめるとのことで幻想的な絶景に期待が膨らみます。

体験した様子は、次回の絶景ハンター旅の報告、あるいはSNSなどで紹介予定です。気になるかたは、ぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみに、遠く感じる西表島ですが、朝一番の羽田発石垣島行の飛行機で向かえば、お昼すぎには到着します。固有種が多い手つかずの自然は、「サガリバナ」だけではなく、四季折々の絶景の宝庫。夏にはトレッキングやマングローブのカヌー、あるいはエメラルドグリーンの海でシュノーケルをしながら、ダイナミックな自然の絶景を楽しめます。

(期間限定:2024年6月19日~25日、7月4日~10日、19日~24日)