セクハラを注意したら、「東京かぶれの年増が!」と…主婦がブチ切れた旧体質の町内会「あまりに昭和な現実」

AI要約

自民党の裏金問題により与党の支持率が低下し、影響が計り知れない状況にある。

地元に戻ってきた東京リターン組の東條明子さんは町内会の閉鎖的な雰囲気に戸惑いを覚える。

町内会での体験を通じて、東條さんが遭遇したモラハラやセクハラなどの問題が描かれる。

セクハラを注意したら、「東京かぶれの年増が!」と…主婦がブチ切れた旧体質の町内会「あまりに昭和な現実」

自民党の裏金問題で与党の支持率は危険水域に達し、さらに低くなりつつある。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「議員に逮捕者が出て、捜査は一応の終結を見ましたが、岸田政権への影響は計り知れない。事実上年内の解散は見送ったのもそのためです。派閥解消いう動きは、旧態依然とした【領袖】の一掃を期しているという向きもありますが、議員の年齢自体が高齢化して高止まりしている。若い世代が政治に絶望する主な原因でしょう」

政治の世界だけでなく、街の町内会でも同じ現象が起きているという。

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東條明子さん(仮名・48歳)は、去年、東京から地元に戻ってきたリターン組だ。

「父の体調が悪くなったことをきっかけに、思い切って戻ってきました。子どもは2人とも大学生なので東京で2人暮らしをしています。数年前から始めたwebライターの仕事で生計を立てられるようになったことが、リターンのきっかけ。家で稼げる威力を感じています」。

そんな明子さんは地元に戻ってきて驚くことの連続だと話す。

「東京でも町内会とかありましたけど、その中枢はすべて地元の人。幼い頃からその地元で育った人の輪みたいな感じだったので、私のような余所者が入り込む感じはありませんでした。それはそれですごくありがたかったです。余計なことしなくてよかったので…。でも地元に帰ってくるとそういうわけにはいかず…、無理矢理町内会にも入れられてしまいました」。

明子さんは多少のモラハラやセクハラは覚悟の上だったという。

「そういうことを容認するつもりはありませんが、所詮、田舎のおじさんたちの集まり。私が町内会に入らざるを得なかったのも父が長年入っていたから。建前は“若い女性の力を”ですが、実のところはお茶汲みやお酌をしてくれる女が欲しいと言ったところでしょう。そこまで理解したつもりでしたが、内情はもっと悲惨なものでした」。

町内会の会合が行われるたび、明子さんは信じられない出来事を目の当たりにすることになる。