<IFA>テクニクス、新ターンテーブル「SL-1300G」発表。“ΔΣ-Drive”をさらにブラッシュアップ

AI要約

パナソニックがIFA2024で新型ターンテーブル「SL-1300G」を発表。3000ユーロで欧州発売、日本では秋に予定。

「SL-1300G」はΔΣ-Driveを搭載したダイレクトドライブ式ターンテーブルで、SL-1000RとSL-1500Cの中間グレードを担う。

「SL-1300G」は向上した駆動力や制振対策を特長とし、33、45、78回転をサポートしている。

<IFA>テクニクス、新ターンテーブル「SL-1300G」発表。“ΔΣ-Drive”をさらにブラッシュアップ

ドイツ・ベルリンで9月6日(現地時間)から開幕する世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2024」にあわせ、パナソニックはテクニクスブランドより、新型ターンテーブル「SL-1300G」を発表した。欧州では約3000ユーロで、日本国内においても秋口の発表を見込むとしている。

2023年に発売された「SL-1200GR2」にて初めて搭載された、モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を採用したダイレクトドライブ式のターンテーブル。

同ブランドの展開するHi-Fiターンテーブルのカテゴリにおいてトップエンド機「SL-1000R」と、「SL-1500C」との中間に位置するグレードを担うモデルとして設計・開発。搭載モーターは、SL-1200GR2からさらなるグレードアップが図られており、「ダブルローター/シングルステーター型」を装備している。

SL-1200GR2で採用される「1ローター/1ステーター型」と比較して駆動力が格段に向上したという。モーターはコアレス構造としており、コギングのない安定した回転を実現するとアピールしている。

徹底した制振対策が成されており、プラッター部分を三層構造、シャーシを二層構造で構成する。モーターの回路基板にも電子制御を装備することで、不要振動を抑制。さらに、使用するビスについても磁界を発生させない素材を用いているとのことだ。

回転数は33、45、78回転をサポート。フォノイコライザーを内蔵し、カラーバリエーションはブラック・シルバーを用意する。