生成AI、幻滅期に突入か? 日本では7割が「利用経験なし」

AI要約

ガートナーが発表した最新のハイプサイクルで、生成AIが過剰な期待のピークを越え、実用的な活用にシフトしていることが明らかになった。

日本における生成AI利用動向調査では、7割以上の人が利用経験がないものの、今後普及が進む可能性が高いと報告されている。

エヌビディアの株価急落を背景に、生成AIの動向に注視が必要とされている。

生成AI、幻滅期に突入か? 日本では7割が「利用経験なし」

 ガートナーが現地時間8月21日発表した「2024年版の新興技術に関するハイプサイクル」によると、生成AIは「過剰な期待」のピークを越えているという。

 幻滅期に差しかかる手前に位置しており、アナリストで副社長のチャンドラセカラン氏は「ROIを重視した実用的な活用にシフトしている」と説明する。

 一方、日本においては、ICT総研が8月30日に「生成AIサービス利用動向調査」を発表。7割以上の人は利用経験がなく、今後さらなる普及が進む見込みという。エヌビディアの株価急落が大きな話題となる中、生成AIの動向にはさらなる注視が必要となりそうだ。