リクシルのユニークな“U字シャワーヘッド” スポーツ施設などで体験可能に

AI要約

LIXILは、U字型のシャワーヘッド「SHIN-ON」をスポーツ施設やホテルに導入し、体験キャンペーンを展開している。

「SHIN-ON」は、体を温める目的で開発された製品で、首や肩、背中から胸まで包み込むようにシャワーをかけることができる。

製品の特徴や使用方法、効果など詳細に解説されており、さまざまな使い方が提案されている。

リクシルのユニークな“U字シャワーヘッド” スポーツ施設などで体験可能に

LIXILは、ユニークなU字型のシャワーヘッド「SHIN-ON」について、気軽に体験できるようスポーツ施設やホテルなどに期間限定で導入した。

施設への導入は、ランニングステーションの「ラフィネランニングスタイル neo店」(東京ミッドタウン日比谷)、グランピング施設の「ウッドデザインパーク岡崎」(愛知県岡崎市)、ホテルの「ランドーレジデンス東京スイーツ」(東京都荒川区)、ホットヨガスタジオの「Lala Aasha 学芸大学スタジオ」、同「自由が丘スタジオ」、産婦人科の「ローズマタニティクリニック」(埼玉県さいたま市)の、5施設、計6カ所となっている。

体験できる期間は、「ラフィネランニングスタイル neo店」「ウッドデザインパーク岡崎」「ランドーレジデンス東京スイーツ」が8月27日まで、「Lala Aasha」の2カ所は9月4日まで、「ローズマタニティクリニック」は10月22日まで。体験した感想をアンケートで回答すると抽選で2名に製品の「SHIN-ON」がプレゼントされる。

■ U字型のシャワーヘッド「SHIN-ON」

U字型のシャワーヘッド「SHIN-ON」(しんおん)は、2023年4月から一般販売されている家庭用のシャワーヘッド。リクシルの子会社で製造・販売を担当するNITTO CERAの公式オンラインストアでのみ取り扱われており、価格は32,780円。

体を温めることが目的の製品で、首や肩、背中から胸まで、体を包み込むようにシャワーがかかるのが最大の特徴。首や肩、背中は「ストレート水流」で刺激をやや強めにした一方、胸側は空気を含ませた「大玉ミスト」の吐水で温かさを保ちやすくしている。

「まるで湯船に浸かったかのように芯まで身体が温まる」と謳うほか、ハンドシャワーよりも体の温かさが持続するという測定結果も明らかにされている。

リクシルでは、洗身・洗髪には通常のシャワーヘッドを使用し、体を温める際に「SHIN-ON」を使うという想定。立った状態のほか、マグネットホルダーでシャワーヘッドの位置を調節して、座った状態で使うことも可能。また公式には謳われないものの、シャワーヘッドを腰の高さにして、下半身を温める使い方もできるとのこと。

さまざまな目的で使用することが可能。例えば夏場に湯船に浸かることはためらわれても、体を温めてリラックス効果を高めたい人。昨今では「睡眠の質」を高めるために、湯船に浸かる入浴で体を温めることが重要と説かれることも増えているが、「SHIN-ON」で体を温めた場合も、同様の効果が期待される。

このほか、怪我や病気などで湯船に浸かることが難しい人、湯船にお湯を張る際の水量や給湯の代金を節約したい人などにも向いているという。

シャワーとしての湯量は1分あたり8.5リットルで、一般的な“節水シャワー”と同等レベル。設置に専門業者は必要なく、DIYとして取り付けが可能。浴室の水栓に水流切替器を取り付け分岐させる仕様で、既存のシャワーヘッドはそのまま利用できる。

U字型シャワーヘッドは専用のマグネットホルダーで浴室壁面に固定して使用する。このため、磁石がくっつく壁面であることが「SHIN-ON」の設置条件になっている。U字型シャワーヘッドを使用しない場合は、ヘッド部分を90度回転させ壁面に沿わせるようにできる。

なお、9月をめどに、公式通販サイトにて、2mのホース(同梱品は1.5m)、マグネットホルダーの単品販売が開始される予定。