その真相は謎ばかり。友達のように会話してくれるAIペンダント「Friend」

AI要約

テクノロジー界の天才児アヴィ・シフマン氏がFriendというペンダント型のAIを発表。会話ではなくテキストで返答し、ユーモアや思いやりを持つ。

友達のような存在として設計されたFriendは1万5000円で予約注文可能だが、来年1月まで出荷はされないかもしれない。

シフマン氏はFriendを孤独の表現とし、製品のウェブサイトには情報が不足しているが、製品のビジョンを説明している。

その真相は謎ばかり。友達のように会話してくれるAIペンダント「Friend」

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いつも一緒にいて、あなたの話を聞いてくれていて、しかも会話をしてくれる。そんな友達のようなペンダント型のAI「Friend」が発表されました。生みの親は過去にもびっくりするような、そして時に物議を醸すプロジェクトを立ち上げてきたテクノロジー界の天才児といわれるアヴィ・シフマン氏。

シフマン氏は7月30日にFriendの発売を発表。どんな機能や能力があるのかを紹介する動画をXに投稿しています。Friendは直接音声で会話をするわけではありません。代わりにあなたの発言やすることに対して、ユーモアや思いやりのある返答をスマホにテキストで送信してくれます。

Friendは99ドル(約1万5000円)で現在予約注文中。The Vergeの報道によると、最初のバッチのペンダントは来年1月まで出荷されない可能性があるとのこと。

シフマン氏は最初「着用可能なお母さん」としてこのペンダントを構想していたようですが、お母さんがいつも一緒というのは、ちょっとフレンドリーさを欠くとして変更されたようです。「Friend」の方がブランディングとしては良い選択だったと言えますね。ちなみに以前の名前は「Tab」だったようです。

公開された動画はかなりイメージの湧くものでしたが、製品のウェブサイトにはユーザーが知りたい情報がほとんど掲載されていない状況。サイトのブログは1つの投稿のみで、公開されたシフマン氏のペンダントに対するビジョンを説明しているだけです。

シフマン氏のブログ投稿には以下のように記されています。

Friendは私が感じてきた孤独の表現です。過去1年間、この作品の実現を助けてくれた素晴らしいアーティストやエンジニアの皆さんに感謝したいと思います。あなた方のおかげで、日常の物に見出すアートをより深く理解できるようになりました。Friendがあなたの生活にどのようにマッチするのか、楽しみです。興味を持ってくださってありがとうございます。