PayPayほけんの「熱中症お見舞い金」、10日間で3万件増加--2024年度加入者が10万件に

AI要約

PayPay保険サービスとZフィナンシャルが、PayPay内の熱中症保険について2024年度の加入件数が最速で10万件を突破したことを発表。

熱中症保険は特化した保険商品で、連日真夏日が続いたこともあり、急速に加入者数が増加している。

加入者は家族全員分まとめて申し込むことも可能で、家族のための契約として利用されることが多い。

 PayPay保険サービスとZフィナンシャル、PayPayは7月29日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリにおいて提供している「熱中症お見舞い金」について、2024年度の加入件数が、サービス提供開始以降最速で10万件を突破したことを発表。7月16日から7月25日までの10日間で、加入件数がさらに3万件増加したという。これまでの累計加入件数は、サービス提供開始から約3年で22万件を突破している。

 熱中症お見舞い金は、熱中症リスクに特化した保険商品として、2022年から毎年期間限定で提供。本保険に加入したユーザーが、保険期間中に日射または熱射により障害を被り、病院などで医師により点滴治療を受けた場合、治療保険金が支払われるものとなっている。

 2024年度は4月22日から提供を再開。4月の全国平均気温が過去最高を更新し、連日真夏日が続いたことから、2024年度の保険加入件数は、提供再開以降、前年同期比約3倍で推移。サービス提供開始以降、最速で10万件を突破したという。

 2023年の加入者に提供される「リピート割」の利用に加え、7月の中旬以降の酷暑にともない、リピート割を利用しない新規の加入者も72%に急増していることから、熱中症対策として保険を選択する人がより一層増えていることを踏まえ、熱中症保険が社会に浸透していると推測されるという。

 また、本保険の加入者は本人の申し込みに加えて、家族全員分まとめて申し込むことが可能。実際にこれまでの加入件数のうち、約半数は申込者の子どもや配偶者、親など家族のための契約としており、申込者本人のための加入だけでなく、子どもの部活動に備えたり、遠方に住む高齢の家族のために加入したりするケースも多くみられるという。さらに2024年は、屋外のライブやコンサートなど、イベント時の熱中症対策としての活用も人気があるとしている。

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