# キャッシュレス決済

紙幣改刷の狙いには「タンス預金あぶり出し」と「キャッシュレス決済普及」も 永濱利廣
2024.07.04

紙幣改刷の狙いには「タンス預金あぶり出し」と「キャッシュレス決済普及」も 永濱利廣

 1万円札、5000円札、1000円札の新紙幣の流通が7月3日に始まった。財務省は5年前の2019年4月、「偽造抵抗力強化」などを改刷(紙幣の図柄やデザインを変えること)の理由に挙げたが、筆者はそれとは別に、当局が公言しない狙いが二つあると考えている。 一つ目は、現金を自宅で保管

新紙幣対応の券売機、問い合わせ殺到 間に合わなかったコインパーキング業者、改修費ネックで見送る人気ラーメン店
2024.07.04

新紙幣対応の券売機、問い合わせ殺到 間に合わなかったコインパーキング業者、改修費ネックで見送る人気ラーメン店

 新紙幣が発行されても、券売機の販売会社やコインパーキングの運営事業者が引き続き対応に追われている。精算機の部品不足や多額の費用がネックとなり、改修を一気に進められないためだ。過去の紙幣切り替えとは異なり、キャッシュレス決済の普及でニーズの見極めが難しい事情もある。 券売機の販売

GMOデジタルラボが電子クーポンを即時発行・利用できる「いつでもクーポン」開始
2024.07.04

GMOデジタルラボが電子クーポンを即時発行・利用できる「いつでもクーポン」開始

GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングスの連結会社でアプリ事業のGMOデジタルラボは、販促・集客アプリ「おみせポケット」で「いつでもクーポン」機能の提供を始めたと7月3日に発表した。スマートフォンにアプリのインストールや会員登録をしていない状態でも店舗で利用できる

新紙幣への券売機などの対応進まず、キャッシュレス化加速か…「タンス預金」動き出す可能性
2024.07.04

新紙幣への券売機などの対応進まず、キャッシュレス化加速か…「タンス預金」動き出す可能性

 新紙幣の流通が3日に始まり、銀行の店舗では両替をしようとする利用者の姿がみられた。現金を使わないキャッシュレス決済が進む中、券売機などの対応は十分に進んでおらず、隅々まで浸透するには時間がかかりそうだ。新札への交換を通じて、タンス預金が動き出す可能性もある。 3日午後、東京・丸

「歴史的瞬間」に興奮 朝から行列、受け取り笑顔 20年ぶりの新紙幣
2024.07.03

「歴史的瞬間」に興奮 朝から行列、受け取り笑顔 20年ぶりの新紙幣

 新紙幣発行初日の3日午前、新1万円札の「顔」となった渋沢栄一ゆかりの地などでは、新札を求めて人々が列をつくった。 渋沢は埼玉県深谷市生まれだが、県内の銀行で新札を手にした人は「歴史的瞬間に立ち会えた。ぜひ使いたい」と笑顔で話していた。 埼玉りそな銀行さいたま営業部

20年ぶりの「新紙幣発行」認知度は約9割、キャッシュレス決済にどう影響する?
2024.07.03

20年ぶりの「新紙幣発行」認知度は約9割、キャッシュレス決済にどう影響する?

2024年7月3日から始まる「新紙幣の発行」。今回の刷新では「渋沢栄一」「津田梅子」「北里柴三郎」の肖像画が描かれることとなり、20年ぶりの新紙幣発行を楽しみにしている人もいるだろう。とはいうものの、キャッシュレス決済が広がっている今、新紙幣発行が決済方法に何らかの影響を及ぼすのだろうか。

損したくない人は気づいている…「新紙幣切り替え」で起こる「意外な効果」
2024.07.03

損したくない人は気づいている…「新紙幣切り替え」で起こる「意外な効果」

2024年7月3日から新紙幣の流通が始まった。日本は諸外国の中でも突出した現金大国として知られているが、その兆候にわずかだが変化が生じ始めている。今回の新紙幣発行は日本における貨幣経済の大きな転換点となる可能性がある。紙幣は偽造防止などの観点から、一定期間ごとに新しいものと入れ替

新紙幣、万博では出番なし? 万博会場は原則キャッシュレス 「未来社会の実験」掲げ
2024.07.02

新紙幣、万博では出番なし? 万博会場は原則キャッシュレス 「未来社会の実験」掲げ

7月3日から発行される新紙幣。2025年大阪・関西万博の会場ではキャッシュレス決済を本格的に導入し、現金は原則として使えないため、新紙幣の出番は限られそうだ。万博はテーマに「未来社会の実験場」を掲げ、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)を舞台にさまざまな「実験」を展

「PayPay」本人確認済みユーザー、3000万突破 全体の半数近くに
2024.07.02

「PayPay」本人確認済みユーザー、3000万突破 全体の半数近くに

 PayPayは7月2日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の6400万ユーザーのうち、本人確認(eKYC)を完了したユーザーが、6月に3000万人を突破したと発表した。 本人確認済みユーザーの決済取扱高は全体の82%、決済回数は78%を占めているという。 

財務相「紙幣はなお必要」 キャッシュレス決済浸透
2024.07.02

財務相「紙幣はなお必要」 キャッシュレス決済浸透

 鈴木俊一財務相は2日、スマートフォンなどを使ったキャッシュレス決済が浸透しつつあることに関し、紙幣は「現在もなお、主要な支払い方法として利用されている」と述べ、引き続き必要だとの見方を示した。新紙幣が3日に発行開始されるのを前に、閣議後記者会見で答えた。 鈴木氏は紙幣に関し「災

「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
2024.07.02

「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意

 7月3日から新紙幣が発行されます。20年ぶりの改刷により、千円札、5千円札、1万円札のデザインや肖像画が一新されます。お札が新しくなると、私たちの暮らしにはどのような影響があるのでしょうか。■旧紙幣はそのまま使える 新しい紙幣が発行されても、これまで使っていた紙幣

芋煮会発祥の山形・中山町、スマホ決済で最大2万円分ポイント還元。d払い/PayPay/auPAY/楽天ペイ
2024.07.01

芋煮会発祥の山形・中山町、スマホ決済で最大2万円分ポイント還元。d払い/PayPay/auPAY/楽天ペイ

 山形県の中山町は、キャッシュレス決済ポイント還元事業「芋煮会発祥の地でキャッシュレス!最大30%戻ってくる中山町応援キャンペーン!」を実施する。 7月1日~8月31日の期間中、中山町の対象店舗で「d払い」「auPAY」「PayPay」「楽天ペイ」のいずれかを利用すると、支払い金

「楽天モバイルキャリア決済」の初利用で8%還元、8月末まで
2024.07.01

「楽天モバイルキャリア決済」の初利用で8%還元、8月末まで

 楽天モバイルは、公式Webサイトにおいて「夏休み限定キャンペーン」を開始した。「楽天モバイルキャリア決済」を初めて利用すると、8%分の楽天ポイントが還元される。期間は8月31日まで。 「Google Playストア」でダウンロードしたアプリ内での支払いに対し、初めて「楽天モバイ

「新札」登場で現金派はどうなる? 券売機のコストがもたらす影響
2024.07.01

「新札」登場で現金派はどうなる? 券売機のコストがもたらす影響

 2024年7月3日、日本は約20年ぶりに新紙幣を導入する。1万円札、5000円札、1000円札のデザインが一新され、最新の偽造防止技術が導入され、世界初の3Dホログラム技術をはじめとする最先端の偽造防止技術が採用。さらにユニバーサルデザインの観点から視覚障害者のための識別機能も強化される。<

「au PAY」7月の還元情報をチェック、ビックカメラで最大10万ポイントなど
2024.07.01

「au PAY」7月の還元情報をチェック、ビックカメラで最大10万ポイントなど

 さまざまな場所で利用でき、すぐに決済できるキャッシュレス決済サービス。 本稿では、KDDIの「au PAY」などでお得に決済できるキャンペーン情報をご紹介する。ポイント還元時のポイントは、Pontaポイント。■ ビックカメラグループ、抽選で最大10万ポイント

ついに千円札の発行量も減少に、キャッシュレス決済の普及やタンス預金の縮小で紙幣は本当になくなるのか?
2024.06.29

ついに千円札の発行量も減少に、キャッシュレス決済の普及やタンス預金の縮小で紙幣は本当になくなるのか?

 2024年7月3日に新しい紙幣(日本銀行券)が発行される。現在の紙幣の発行が開始されたのは2004年11月、その前は1984年11月であった。約20年ごとに新紙幣へ刷新する主な目的は、新しい印刷技術を用いた偽造防止だ。 巷間には、キャッシュレス決済が普及すれば紙幣は不要になる、

新紙幣発行 主婦の4割「現金使用が減る」 キャッシュレス加速か
2024.06.29

新紙幣発行 主婦の4割「現金使用が減る」 キャッシュレス加速か

 7月3日の新紙幣発行を前に、民間調査機関のしゅふJOB総研(東京都新宿区)が主婦層を対象に実施したアンケート調査によると、約4割が新紙幣発行で現金を使う機会が「減る」と回答した。紙幣刷新は約20年ぶり。この間に加速したキャッシュレス決済の流れをさらに強めることになりそうだ。 ◇

7月3日に新紙幣発行、券売機の交換「間に合ってほっとした」…キャッシュレス移行の店も
2024.06.28

7月3日に新紙幣発行、券売機の交換「間に合ってほっとした」…キャッシュレス移行の店も

 7月3日の新紙幣発行まで1週間を切った。新しい「顔」となる偉人ゆかりの地は祝賀ムードに包まれ、飲食店などでは券売機の交換が急ピッチで進むが、対応の遅れや負担増への悲鳴も聞かれる。この機会に現金の取り扱いをやめ、キャッシュレス決済に移行する店も出ている。(礒村遼平) 新1万円札の

新紙幣発行まで1週間、券売機更新に「時間もお金も取られる」と悲鳴…完全キャッシュレス移行の店も
2024.06.26

新紙幣発行まで1週間、券売機更新に「時間もお金も取られる」と悲鳴…完全キャッシュレス移行の店も

 7月3日に発行される新紙幣を巡り、飲食店や鉄道などの事業者が対応に追われている。物価高騰で苦しむ中小企業からは券売機の改修や交換といった新たな負担に悲鳴が上がる。キャッシュレス決済が広がる中、新紙幣の対応だけでなく現金決済自体をやめる店舗も出ている。(田中浩司) 「低価格帯で商

【速報】きのうのリクルートシステム障害は「サイバー攻撃が原因」
2024.06.25

【速報】きのうのリクルートシステム障害は「サイバー攻撃が原因」

リクルートは、きのう起きたシステム障害の原因について「サイバー攻撃を受けた」と明かしました。リクルートが提供するサービスできのうシステム障害が発生し、一部のサービスが利用できない状態になりました。リクルートによりますと、影響が出ていたのはキャッシュレス決済サービス「