クラウド技術?DevOps?予算管理? ガートナーが教えるITインフラ人材必携の40スキル

AI要約

IT技術の進化に伴い、I&O部門には幅広いスキルが求められるようになっている。

慢性的な人材不足が指摘されるI&O部門をけん引するリーダーは、組織の目標達成と部下の成長を支援しなければならない。

ガートナーが解説するI&Oスキルの磨き方と人材育成のコツ。

クラウド技術?DevOps?予算管理? ガートナーが教えるITインフラ人材必携の40スキル

 IT技術の進化に伴い、ITインフラの構築・運用管理を担う「インフラストラクチャー&オペレーション(I&O)」部門には、非常に幅広いスキルが求められるようになっている。そうした中で、慢性的な人材不足が指摘されるI&O部門をけん引するリーダーは、どのように組織の目標を達成し、部下の成長を支援して行けば良いのだろうか。事業成長を左右するI&Oスキルの磨き方と人材育成のコツをガートナーが解説する。

 企業ビジネスにおけるITの重要性が高まる中、インフラストラクチャー&オペレーション(I&O)部門のリーダーや担当者には、多岐にわたるスキルが求められている。

 近年、ITの開発・実行基盤として採用が進むクラウド技術のみならず、データアナリティクスやAI、IoTなどが注目されており、それらに精通するIT人材は、もはや組織の成功のための欠かせない存在だ。

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 ガートナー シニア ディレクター アナリスト シドハース・シェティ氏によると、CIO/ビジネスリーダーの10人に8人が「今後10年間で、社内のスキルと知識は、現状と大きく異なるものになるだろう」との見解を示しているという。

 その一方で「現在の従業員が持っているスキルが、ごく近い将来の私たちの要求をサポートするのに十分でない可能性があることを知っている」と指摘している。

「10年というのはまだ非常に先のことですが、より短期的に見ても、今後2~3年の間に従業員が組織の要求をサポートするのは非常に難しくなるでしょう」(シェティ氏)

 その上で、シェティ氏は、今後必須となるI&Oスキルに関する重要なポイントとして以下の3点を挙げている。

・組織のI&Oスキルアップ・能力に影響を及ぼしているのは、どのような市場の動向か

・I&Oで最もスキル需要が高まっているのは、どのようなテクノロジー/オペレーション領域か

・組織のスキル・プランを策定する際、ほかにどのような要素を考慮する必要があるか