法務省、採用管理システム「sonar ATS」導入--多様化する行政ニーズに対応

AI要約

法務省が採用管理システム「sonar ATS」を導入。機能や導入理由、効果などを紹介。

sonar ATSは候補者データの一元管理からAIを活用した書類選考の判定精度向上までをサポート。

法務省は採用業務の効率化と柔軟な人材確保を目指し、sonar ATSの活用を通じてそれを実現する。

法務省、採用管理システム「sonar ATS」導入--多様化する行政ニーズに対応

 法務省は、採用管理システム「sonar ATS」を導入した。Thinkingsが7月18日に発表した。

 sonar ATSは、新卒・中途採用など、さまざまな応募経路からの候補者データを一元管理できる。応募書類管理や選考案内連絡などの煩雑な作業を自動化し、採用業務を効率化する。AIを活用した書類選考の判定精度向上を支援する「sonar AI」機能も搭載している。

 2022年にサービス提供開始10周年を迎え、NTTデータ、ジェーシービー、トヨタ自動車などでの導入実績を持つ。2024年4月時点で1900社以上が導入しているという。

 法務省は、全国に多数の地方機関を持ち、5万人以上の職員を抱える。法務行政を担う職員には、コミュニケーション能力や変化する社会情勢に対応する柔軟性が求められることから、今回の導入に至ったという。

 sonar ATSを活用することで、法務省は採用業務の効率化と、多様化する行政ニーズに対応できる人材の確保を目指すとしている。