ダイソン、新型ヘッドフォン 空気清浄機能なしで499ドル

AI要約

英ダイソンが初のオーディオ専用ヘッドホン「Dyson OnTrac」を発表。ノイズキャンセリング機能が充実し、最長55時間の音楽再生可能。デザインや使いやすさにもこだわりがある。

MyDysonアプリとの連携機能や、30年以上の空力音響学の経験を生かした開発など、さまざまな特長を持つ。日本での発売情報は不明。

ダイソンは過去に空気清浄機能付きヘッドホン「Dyson Zone」も発売。OnTracと比較して持続時間は少し短いが、同様に高品質な音響を提供している。

ダイソン、新型ヘッドフォン 空気清浄機能なしで499ドル

英ダイソンが現地時間7月18日、初のオーディオ専用ヘッドホン「Dyson OnTrac」を発表した。業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載し、最長55時間の音楽再生が可能。現地価格は499ドル(約7万8000円)。

 英ダイソンが現地時間7月18日、初のオーディオ専用ヘッドホン「Dyson OnTrac」を発表した。業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載し、最長55時間の音楽再生が可能。現地価格は499ドル(約7万8000円)。

 

 Dyson OnTracは、8つのマイクを使用して1秒間に38万4000回周囲の音をモニタリングし、最大40dBまでノイズを低減するノイズキャンセリング機能を搭載する。周波数特性は6Hz~21kHz。

 

 デザイン面では、4種類のカラーバリエーションに加え、イヤーキャップとイヤークッションを自由にカスタマイズできる点が特徴。高反発ウレタンフォームクッションとマルチピボットジンバルアームを採用し、長時間の使用でも快適な装着感を実現したという。

 

 ダイソンのチーフエンジニアであるジェイク・ダイソン氏は、「アーティストの音をそのまま再現することを目指し、30年以上の空力音響学の経験を活かして開発しました」とコメント。

 

 MyDysonアプリとの連携により、リアルタイムで音量をモニタリングし、耳に有害な音量を警告する機能も搭載。3種類のEQモードや、ヘッド検出機能、直感的に操作できるジョイスティックなど、使いやすさも意識して設計されている。日本での発売日や価格はまだ発表されていない。

 

 ダイソンは2023年、空気清浄機能付きのヘッドホン「Dyson Zone」を12万1000円で発売している。Dyson OnTracと同様に8つのマイクを使ったノイズキャンセリング機能を搭載しており、周波数特性も6Hz~21kHzだった。ただしDyson Zoneの持続時間は最長50時間で、OnTracの方が5時間長くなっている(関連記事)。

 

 

文● ASCII