avatarin、6社から37億円を調達--遠隔操作できるAIロボット提供

AI要約

ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarinが37億円の資金調達を発表。

新しいアバターロボット「newme」を提供し、AIを搭載して人材不足を解消する取り組みを行っている。

資金調達を通じて、AIやロボティクス技術の研究・開発を促進し、人とAIが共存するサービスを創出する予定。

avatarin、6社から37億円を調達--遠隔操作できるAIロボット提供

 ANAホールディングス発のスタートアップとなるavatarin(アバターイン)は7月18日、オムロンベンチャーズ、三愛オブリ、ソフトバンク、芙蓉総合リース、みずほ銀行、三井住友信託銀行の6社による第三者割当増資で総額37億円の資金を調達したと発表した。

 日本政策投資銀行、三菱UFJ銀行からの出資と合わせ、累計調達額は77億円になる。

 avatarinは、動き回る、見る、話すなどを遠隔で操作できるアバターロボット「newme」を提供。人からプロフェッショナルのスキルを学んで開発したAIを搭載することで、人とスキルをつなぎ、人材不足を解消することを目指している。

 今回の資金調達を通じて、社会課題となっている人材不足に対して、生成AIやロボティクスをはじめとする技術の研究・開発を促進する。6社の出資者と協働し、人とAIが共存するサービスを創出するとしている。

ニュースリリース