Sky、MDMやセキュリティなどの機能を強化したクライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View Ver.19.3」

AI要約

Sky株式会社は16日、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の新版「同 Ver.19.3」を販売開始したと発表した。

SKYSEA Client Viewは、IT運用管理をサポートする機能を搭載したソフトウェアであり、今回の新版ではスマートフォンやタブレット端末の運用管理を強化した。

新機能としては、MDM機能の強化やセキュリティ面の向上、サーバー上のログの処理の分散化、Ubuntu 24.04 LTSへの対応などが挙げられる。

Sky、MDMやセキュリティなどの機能を強化したクライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View Ver.19.3」

 Sky株式会社は16日、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の新版「同 Ver.19.3」を販売開始したと発表した。

 SKYSEA Client Viewは、ログ管理・セキュリティ管理・デバイス管理といった情報漏えい対策や、ソフトウェアやデバイスの適切な管理を支援する資産管理、リモート操作によるクライアントPCの遠隔メンテナンス、モバイル機器管理(MDM)など、IT運用管理をサポートする機能を搭載したソフトウェア。

 今回の新版では、スマートフォンやタブレット端末の運用管理を支援するMDM機能を強化した。具体的には、iPhone/iPadの端末リストの表示項目に「電話番号」「デバイス名」「IMEI」「システムシリアル」を追加。管理する端末が多台数に及ぶ場合でも、電話番号などを基に端末を正確に識別し、素早く特定できるようになったため、端末紛失時などの緊急時対応がしやすくなったという。

 また、SKYSEA Client ViewがインストールされていないPCから、自社の名刺管理サービス「SKYPCE」へのアクセスを制限できる機能が新たに搭載された。私物PCなどからSKYPCEの名刺管理画面を閲覧できないようにすることで、情報漏えいのリスクを軽減するとしている。セキュリティ面ではこのほか、Microsoft Edgeのモバイルアップロード機能の制限や、AES-256によるファイル暗号化に対応するなどの機能強化が行われた。

 さらに今回は、サーバー上のログの処理を分散化し、検索などの動作をスムーズにする機能強化や、リモート操作時の記号入力を補助するソフトウェアキーボードの追加、Ubuntu 24.04 LTSへの対応も実現しているとのこと。