米ディズニー、社内チャットツールからデータ流出=WSJ

AI要約

米ウォルト・ディズニーが社内で使用しているビジネスチャットツール「スラック」からデータが流出し、広告キャンペーンやスタジオ技術、面接候補者に関する情報が含まれている。

ハッカー集団がディズニーのスラックから1テラバイト以上のデータを入手し、未発表プロジェクトの詳細などを公開した。

流出した情報にはウェブサイトの管理や求職者の評価に関するやり取りも含まれており、データは少なくとも2019年までさかのぼる。

米ディズニー、社内チャットツールからデータ流出=WSJ

[15日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが社内で使用しているビジネスチャットツール「スラック」からデータが流出したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が15日報じた。流出したデータには広告キャンペーン、スタジオ技術、面接候補者に関連する情報が含まれている。

「ナルバルジ」と名乗るハッカー集団が、ディズニーが使っているスラックからコンピューターのプログラムや未発表プロジェクトの詳細などのデータを入手し、公開したという。ナルバルジは12日付のブログにディズニーのデータを1テラバイト余りも公開したと投稿した。

流出した情報にはディズニーのウェブサイトの管理、ソフトウエア開発、求職者の評価などに関するやり取りも含まれ、データは少なくとも2019年までさかのぼる。

ディズニーの広報担当はロイターに対して「本件について調査中」と回答した。