請求書作成サービス「freee請求書」、基幹・販売管理システムから出力したPDF請求書の分割・送付が可能に

AI要約

フリー株式会社(以下、freee)が請求書作成サービス「freee請求書」にPDFインポート機能を追加。

自動で複数の取引先宛の請求書PDFを分割・送付できる機能を提供。

PDFをインポートするだけで電子送付や電子帳簿保存法への対応が可能に。

請求書作成サービス「freee請求書」、基幹・販売管理システムから出力したPDF請求書の分割・送付が可能に

 フリー株式会社(以下、freee)は10日、請求書作成サービス「freee請求書」において、複数の取引先宛の請求書が連なったPDFを、送付先ごとに自動で分割・送付できる「PDFインポート機能(β版)」を提供すると発表した。

 freeeによれば、現在も、基幹・販売管理システムを利用して請求書を発行している企業は数多く存在するものの、これらのシステムには送付機能が備わっていないことも多く、発行した請求書を電子送付するには、出力したPDF形式の請求書データをほかの帳票発行システムに取り込む必要があるという。

 しかし、送付先ごとに請求書のPDFファイルを出力できず、1つのPDFに全取引先分の請求書が連なって出力されるケースが多々あるものの、出力方法を変更するためにシステムを改修したり、自社で分割作業を行ったりするには、コストや作業の負担が大きく、PDFを取り込む際の大きな課題になっていたとのこと。

 そこでfreeeは今回、請求書を発行可能なサービスであるfreee請求書をアップデートし、事前に設定したルールに基づいて、基幹・販売管理システムから出力されたPDFを送付単位ごとに自動で分割する「PDFインポート機能(β版)」を提供するとした。

 さらに、分割された請求書からは、請求年月日・取引先名・請求金額などのデータが自動で取得され、freee請求書に反映されるため、PDFをインポートするだけで、PDFの電子送付や電子帳簿保存法への対応が、迅速かつ効率的に行えるとしている。