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清水美砂「空の港のありがとう」共演の片岡凜を絶賛 その理由は?
女優清水美砂(53)片岡凜(20)が短編映画「空の港のありがとう」の公開記念舞台あいさつに出席した。
映画はコロナ禍でダメージを受けた成田空港を盛り上げ、地域課題の解決を目指す作品であり、清水と片岡が主要キャストを務めている。
清水は映画に参加した喜びや日本映画の課題、おもてなしの大切さについて語り、片岡も清水への尊敬を述べた。
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女優清水美砂(53)片岡凜(20)が1日、東京・ヒューマントラスト渋谷で、短編映画「空の港のありがとう」(Yuki Saito監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
コロナ禍でダメージを受けた成田空港や周辺地域は現在、急速な旅客需要回復による深刻な人手不足に直面している。同作で成田空港を盛り上げることで就職移住を促進し、地域課題の解決を目指す作品となっている。清水は成田空港地上職員の高岡綾子、片岡はその娘を演じている。
清水は、ラストに片岡が涙を流すシーンについて「実は台本になかった」と告白。「感情が豊かで、こんな繊細な女優さんと仕事ができて幸せでした」とし、今後「絶対高いところにいくぞと自負しています」と太鼓判を押した。
片岡は「うまく言葉で言えないのですが…」と切り出すと「清水さんの優しい温かい感情がストレートに伝わって来て、泣く予定はなかったけど…」と振り返った。
清水は「今ね、日本映画はちょっとアジアの方たちに負けてるかなって思う時があるんです。それを思ってちょっと寂しくて」と声を詰まらせた。
「でも私たち日本人には“おもてなし”という言葉があります」とし、「私も俳優として、日本人として、本当に日本の素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思います。つらい仕事こそ、人間として成長できると私は思っているので、皆さんも頑張っていきましょう」と呼びかけた。
同作の上映およびイベントは6月13日まで、同所で行われる。