清水美砂、成田空港スタッフ役熱演 声震わせ「日本人として日本のすばらしさ伝えたい」と力説

AI要約

女優の清水美砂、片岡凜らが成田空港地域映画「空の港のありがとう」の公開記念あいさつを行った。

清水は撮影時の貴重な経験や外国人からの間違いを語り、日本のおもてなしの大切さを訴えた。

彼女は日本の良さを伝えることや、スタッフのおもてなしに感謝し、日本人としての誇りを語った。

 女優の清水美砂、片岡凜らが1日、都内で成田空港地域映画「空の港のありがとう」(Yuki Saito監督)の公開記念あいさつを行った。

 成田空港で地上業務を担うスタッフの奮闘を描くストーリー。グランドハンドリングスタッフの主人公を演じる清水は「普通では行けない(空港内の)ところも行かせていただき、貴重な経験でした」。制服を着用しての撮影に、実際のスタッフと間違えられたことのあるようで「外国人の方にとめどなく『すみません』と言われて。分かる範囲のことは言えますけど、それ以上のことは『わたし、役者なんで撮影中なんです』と本当のことを言うしかないですね」と苦笑した。

 最後のメッセージで清水は「最近、映画はもちろんのこと、ちょっと海外の他のアジアの方たちに負けているかなって思うときがあります。そう思うと、ちょっと寂しくて…」と声を震わせながら切り出し、「でも私たち日本人には『おもてなし』という言葉があるように、日本の良さを伝えることは絶対できる」と力説。感極まった表情で「グランドスタッフの方もそういうおもてなしをしっかり心に留めて働いていらっしゃいます。私も俳優として、日本人として本当に日本のすばらしさをこれからも伝えていきたい」と言葉に力を込めた。