松井一郎氏 かつての部下・斎藤元彦知事について「慢心を改めて一から出直すなら…」

AI要約

松井一郎氏が斎藤元彦兵庫県知事についてコメント。松井氏は斎藤知事をかつての部下として振り返り、慢心が問題になったと述べた。

各党の知事選の思惑についてジャーナリストが解説。問題の長引きが他党にとって有利になる可能性や維新の会内の亀裂への影響について言及。

松井氏は斎藤知事を応援し、再出馬を勧める一方、自身は維新の会のメンバーではないとして出馬しない意向を示した。

松井一郎氏 かつての部下・斎藤元彦知事について「慢心を改めて一から出直すなら…」

 日本維新の会前代表で元大阪府知事の松井一郎氏が21日、読売テレビ「ウェークアップ」にスタジオ出演し、不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦兵庫県知事についてコメントした。

 斎藤知事は松井氏の大阪府知事時代の部下という間柄。「大阪府庁で財政課長やっている時はスキルも高いし、真面目に仕事をしてました。パワハラだとか、そういうのは一切聞こえてこなかった。逆に斎藤さんが知事になる時に職員はみんな応援してましたよ」と振り返った。「どこかで知事になって慢心(が出てきた)。気持ちがどんどん知事様というところに祭り上げられて、そこに乗ってしまったのかな。それは残念で仕方ないですね」と渋い表情を浮かべた。

 今後の知事選を見据え各党の思惑についてジャーナリストの岩田明子氏は「この問題が長引けば長引くほど他党にとっては有利な状況になり得る。日本の維新の会の方は、もし知事選になった場合には独自候補も視野にということですので、これから具体的な人選を急ピッチで進めることになると思うんですが、問題が長引けば長引くほど日本維新の会の中の執行部の亀裂にもつながりかねませんので永田町にも影響を及ぼしている事案だと感じます」と解説した。 

 松井氏は「斎藤さんは知事としての政策、公約は90%以上やってきてた、着手率も含めて。慢心を改めて一から出直すという覚悟でやるんなら…。僕、今維新の会のメンバーじゃないど斎藤さんを応援してあげたらいいのになと思いますね」と述べた。中谷アナから「松井さんは出られますか?」と質問されると「出ませんよ。辞めたばっかりなんだから」と苦笑いしていた。