「斎藤知事の肩たたくタイミングずれた」 維新の国対委員長が悔やむ

AI要約

兵庫県議会で斎藤元彦知事に対する不信任決議案が提案され、日本維新の会が辞任を求める時期に自己批判を述べた。

自民党と維新の違い、遠藤氏の静観姿勢、そして後悔の言葉が交えられた経緯について述べられた。

斎藤氏に理解を求めるタイミングを見誤り、今後の対応に慎重さを示唆した内容が明らかにされた。

「斎藤知事の肩たたくタイミングずれた」 維新の国対委員長が悔やむ

 兵庫県議会で斎藤元彦知事に対する不信任決議案を全会派・全議員が共同提案する運びとなった19日、日本維新の会の遠藤敬国会対策委員長は国会内で記者団に対し、斎藤氏に辞職を求める時期が遅れた党の対応を釈明した。「斎藤知事の肩をたたくタイミングがずれてしまったことは自戒の念も込めて残念に思う」と述べた。

 2021年知事選でともに斎藤氏を推薦した自民党が追及を強める一方、維新は9月上旬まで静観姿勢を保っていた。こうした経緯をめぐり、遠藤氏は「(斎藤氏に対し)『周りに理解される状況にはなっていないのではないか』と言っておくべきだった。今更ながら後悔している」と語った。