「虎に翼」航一まさかの激高&鼻血→桂場膝枕&足痺れ!ネット爆笑「コントか」「清盛VS頼朝」

AI要約

女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第125話では、実力派キャストが法曹の世界での葛藤を描く展開が繰り広げられた。

航一が尊属殺の重罰規定が合憲か違憲かの判断を求める一方で、桂場との対立がエスカレート。寅子は桂場との葛藤を通じて、司法の独立を守る決意を固める。

最終週への展開が予告され、視聴者からはキャストの演技や物語の展開に対する反応がSNS上で盛り上がっている。

「虎に翼」航一まさかの激高&鼻血→桂場膝枕&足痺れ!ネット爆笑「コントか」「清盛VS頼朝」

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第125話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 第125話は、星航一(岡田将生)が桂場等一郎(松山ケンイチ)に真っ向から意見。図らずも、佐田寅子(伊藤沙莉)にまで心配を掛ける事態を引き起こしてしまう…という展開。

 尊属殺の重罰規定が合憲か違憲か。航一は大法廷における判断を求めたが、桂場は時期尚早と退けた。航一は踵を返し「いや、やっぱり分かりません。時期尚早とは、つまりどういうことでしょうか?」と書類を机に叩きつけた。

 航一「法は法、道徳は道徳だと思いますが」

 桂場「机上の理想論ではな。人は間違える。だから法がある。だから法について考える際に万全な時を選ぶ。尊属殺の規定が違憲であるかどうかを問う裁判をするならばなおさらだ」

 航一「反発は来るかもしれない。でもたとえどんな結果になろうとも、判決文は残る!ただ何もせず、人権蹂躙から目を逸らすことの何が司法な独立ですか!」

 航一が珍しく声を荒らげると、鼻から血が流れ、気を失った。

 寅子が駆けつける。航一は桂場の膝枕で横になっていた。目覚めると「ええ、長官!」と起き上がるが、桂場は足が痺れて動けない。航一が桂場の足を伸ばそうとすると「ダメだ、やめろ、触るな」。寅子は吹き出した。

 寅子「(“左遷人事”を指示した)桂場さんは、若き判事たちに取り返しのつかない大きな傷を残しました。きっと一生許されない。私は彼らには、許さず、恨む権利があると思う。私自身、桂場さんに怒り、失望して、傷つきもしました。私が邪魔で面倒で距離を置きたくても、司法の独立のために、共に最後まで闘い続けるしかないんですよ」

 桂場「何を君は、ガキのような青臭いことを」

 寅子「分かります?実は私一周回って、心が折れる前の、いえ、法律を知った若い頃の、本当の自分に戻ったようなんです。いや、でも、どの私も私、つまり全部含めてずっと私なのか。とにもかくにも、流石、桂田さんです」

 航一「少し妬けるな」

 1972年(昭和47年)4月。最高裁は斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の事件の上告を受理。尊属殺の重罰規定が合憲か違憲か、15人の裁判官による大法廷が開かれることになった。

 SNS上には「(12年の大河ドラマ『平清盛』の)清盛VS頼朝。ゾクゾクする」「航一さんの寅ちゃん化」「ガチな源平合戦w」「コントか!」「斬新な膝枕(笑)」「桂場、立てないw」「桂場甘党、足が痺れてるんだ。面白すぎ」「航一さんったら桂場さんにヤキモチ妬いちゃった! 航一さんも可愛すぎだろ!」などの声が上がった。

 23日から最終週(第26週)「虎に翼」に入る。