平原綾香、長崎県・県民祈りの日に思い寄せ「今なお、悲しみの中にいる方々を想う」

AI要約

歌手平原綾香(40)が長崎県の「県民祈りの日」に原爆被害者に思いを寄せ、長崎新聞のメッセージを読んだ。

平原は自身の父が長崎県で育ったことから、長崎を大切な場所と捉えており、過去に浦上天主堂でコンサートを開催した経験を振り返った。

彼女は争いを避け、感謝の気持ちを忘れずに生きることが被爆者の慰霊に繋がるという考えを示している。

平原綾香、長崎県・県民祈りの日に思い寄せ「今なお、悲しみの中にいる方々を想う」

 歌手平原綾香(40)が9日にインスタグラムを更新。長崎県「県民祈りの日」に原爆被害者に思いを寄せた。

 平原は「8月9日は『県民祈りの日』今年も長崎新聞のメッセージを読む。さよならをいう時間さえなかった3秒 亡くなられた方 今なお、悲しみの中にいる方々を想う」と思いをつづった。

 「大阪生まれの父は幼少期を長崎県で過ごした。私にとってもふるさとのような大切な場所。今から9年前被爆から70年の年に原爆の惨禍と復興の象徴である長崎の浦上天主堂で ピアニストの辻井伸行くんと長崎交響楽団のみなさんとコンサートしたことを思い出した。急に、長崎が恋しくなった。そこに行けば、また会える気がして」と9年に浦上天主堂で開催したコンサートの写真を添え「あの時当たり前だったことがそうではなかったと気づくたび あの日歌った『たんぽぽの歌』の小山薫堂さんの詩を思い出す。『平凡な日々がいとしすぎて生きる価値に 気づかされいつか枯れるたんぽぽは 次の命を風に遣る』」と当時の想い出を記した。

 「争わず、心に寄り添い感謝しながら生きることが亡くなられた方の慰霊になるのだと思った」と投稿を締めくくった。