# 被爆者支援

原爆投下から79年…岡山市で被爆者会の慰霊祭 県内被爆者の平均年齢は86.5歳【岡山】
2024.07.01

原爆投下から79年…岡山市で被爆者会の慰霊祭 県内被爆者の平均年齢は86.5歳【岡山】

広島と長崎に原爆が投下されて2024年8月で79年となります。その原爆で亡くなった人たちを悼む慰霊祭が岡山市で行われました。慰霊祭には岡山県被爆者会のメンバー約30人が集まり、被爆者の霊を慰めようと40秒の黙とうをささげました。このあと廣信靖之会長が慰霊の言葉を述べ

長崎被爆証言、米国の旅を映画に 原爆資料館で上映会、東京開催も
2024.06.29

長崎被爆証言、米国の旅を映画に 原爆資料館で上映会、東京開催も

 昨年11月、米国3都市で証言や市民との対話を実施した「長崎県被爆者手帳友の会」は29日、活動の様子を写したドキュメンタリー映画の上映会を長崎原爆資料館で開いた。発案者の被爆者朝長万左男さん(81)は、講話先で質問してきた少年に触れ「こういう市民が育っていけば米国の核廃絶の動きも有望だ」と話し

広島市 松井市長が原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」慰問 78歳から101歳まで被爆者80人が入所
2024.06.26

広島市 松井市長が原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」慰問 78歳から101歳まで被爆者80人が入所

8月6日の原爆の日を前に、広島市の松井市長が原爆養護ホームを訪れ、被爆者を慰問しました。松井市長が訪れたのは、広島市東区の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」です。松井市長は入所者に対し、「自身の体験を命の限り若い人たちに伝えていくという大きな仕事があります。お体に気

被爆80年へ「核廃絶を」 日本被団協が定期総会
2024.06.20

被爆80年へ「核廃絶を」 日本被団協が定期総会

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は20日、東京都内で定期総会を開催し、今年度の運動方針を決めた。 来年が被爆から80年となることから、「原爆被害者への国家補償」と「核兵器廃絶」の実現に向けた取り組みを検討するなどとした。 総会では特別決議も採択。ロシアによ

長崎「被爆体験者」救済求め署名 8月9日の首相面会に合わせ
2024.06.20

長崎「被爆体験者」救済求め署名 8月9日の首相面会に合わせ

 国の援護区域外で長崎原爆に遭い被爆者と認められていない「被爆体験者」が、8月9日の原爆の日に岸田文雄首相と面会する方向で調整が進んでいるのを踏まえ、長崎県保険医協会は20日、首相に被爆者認定を求める署名を始めた。全国から募り、8月9日の提出を目指している。 長崎市で記者会見した

黒い雨訴訟 新たに5人が提訴 被爆者手帳の交付求める 広島
2024.06.18

黒い雨訴訟 新たに5人が提訴 被爆者手帳の交付求める 広島

原爆投下後に降ったいわゆる「黒い雨」をめぐり、新たに5人が広島地裁に追加提訴しました。原爆投下直後に降った黒い雨をめぐっては、2022年に導入された新たな認定基準でも被爆者手帳が交付されないとして、これまでに41人が提訴しています。18日、広島地裁で行われた裁判では

「明日死ぬとしても手帳がほしい」 在韓被爆者に「証明」の壁
2024.06.15

「明日死ぬとしても手帳がほしい」 在韓被爆者に「証明」の壁

 「今日、明日に死ぬとしても手帳がほしい」。米国による原爆投下から79年がたとうとしている今も被爆者と認められない人が韓国にいる。広島では日本の植民地だった朝鮮半島から徴用された人たちが被爆。帰国後、被爆者健康手帳取得には国境や証人など高いハードルが立ちはだかり、未取得のまま亡くなった人も多い

長崎市の「反核座り込み」500回目…45年継続「核廃絶の思い受け継がれてきたことは感慨深い」
2024.06.11

長崎市の「反核座り込み」500回目…45年継続「核廃絶の思い受け継がれてきたことは感慨深い」

 長崎原爆の日(8月9日)に合わせて、被爆者らが長崎市の平和公園で毎月行っている「反核9の日座り込み」が9日、500回目を迎えた。45年間続く平和活動で、節目の今回は普段の4倍以上となる約420人が参加した。 原子力船「むつ」の佐世保港入港をきっかけに、1979年3月16日、長崎

反核9の日座り込み500回  
2024.06.09

反核9の日座り込み500回  

 長崎県平和運動センターと長崎県原水禁が主催する「反核9の日座り込み」が9日、開始から通算500回目を迎えた。長崎市松山町の平和公園に約420人が集まり「核がなくなるまで、座り込みを止めることはない」と声を上げた。 原子力船「むつ」の長崎県佐世保市への入港に対する反対運動として1

オッペンハイマーの孫が来日会見、原子力は「エネルギーとして」「原爆は使ってはいけない」
2024.06.03

オッペンハイマーの孫が来日会見、原子力は「エネルギーとして」「原爆は使ってはいけない」

 第2次世界大戦下の米国で原爆の開発を主導し、「原爆の父」と言われた物理学者ロバート・オッペンハイマーの孫のチャールズ・オッペンハイマーさん(49)が3日、東京都内で記者会見し、被爆者との交流などについて思いを語った。 チャールズさんは、NGO団体「オッペンハイマー・プロジェクト

原爆死没者名簿に名前記す「筆耕」長崎市役所で始まる…8月5日までに3300人書き加え
2024.06.03

原爆死没者名簿に名前記す「筆耕」長崎市役所で始まる…8月5日までに3300人書き加え

 長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典で奉安される原爆死没者名簿に犠牲者の名前を記す「筆耕」が3日、長崎市役所で始まった。昨年8月以降に亡くなった被爆者や、国が定める被爆地域外で原爆に遭った「被爆体験者」ら約3300人の名前が8月5日までに書き加えられる。 担当するのは、同市の

広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け
2024.06.03

広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け

 広島市役所で3日、昨年8月6日の「原爆の日」以降に亡くなったり、既に亡くなったと遺族から申請があったりした被爆者の氏名や年齢を、原爆死没者名簿に書き加える作業が始まった。8月5日まで続き、翌日の平和記念式典で原爆慰霊碑の下にある石室に納められる。 今年は被爆から79年。市による

韓国の被爆者ら、原爆投下裁く「国際民衆法廷」計画 広島で討論会へ
2024.06.02

韓国の被爆者ら、原爆投下裁く「国際民衆法廷」計画 広島で討論会へ

 「原爆投下に苦しんでいるのは日本人だけではない」。韓国で暮らす原爆被害者らは2026年5月、米ニューヨークで原爆投下の犯罪性を裁く「原爆国際民衆法廷」の開催を計画している。その前段階として、8日に広島で被爆者や弁護士らと民衆法廷に向けた議論を進める予定だ。 ◇2026年に米ニュ

オッペンハイマー博士の孫広島へ 被爆者の小倉桂子さんと面会
2024.06.01

オッペンハイマー博士の孫広島へ 被爆者の小倉桂子さんと面会

 米国の原爆開発を率いた科学者、故ロバート・オッペンハイマー博士の孫チャールズ氏が1日、広島市を訪問した。昨年5月のG7広島サミットで各国の首脳に被爆体験を語った小倉桂子さん(86)と面会し、小倉さんは「こんな日が来るとは思わなかった」と喜んだ。 チャールズ氏と小倉さんは、平和記

ビキニ70年、ブルーレイ復刻 新藤兼人監督「第五福竜丸」 担当者「核問題考える契機に」
2024.05.20

ビキニ70年、ブルーレイ復刻 新藤兼人監督「第五福竜丸」 担当者「核問題考える契機に」

 遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」が太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で水爆実験に遭遇してから70年。 この問題を題材とした映画「第五福竜丸」(1959年、新藤兼人監督)がこのほど、ブルーレイディスクで復刻された。携わった第五福竜丸展示館(東京都江東区)の担当者は「映画が核問題を考えるき

「ノーモア・ヒバクシャ」原爆青年乙女の会集いで高校生が朗読
2024.05.19

「ノーモア・ヒバクシャ」原爆青年乙女の会集いで高校生が朗読

アイダホ大、被爆者に名誉博士号 米、小倉桂子さんの活動評価
2024.05.12

アイダホ大、被爆者に名誉博士号 米、小倉桂子さんの活動評価