映画『スター・ウォーズ』出演俳優、バセドウ病の診断を受けたことを公表

AI要約

映画『スター・ウォーズ』シリーズで知られるデイジー・リドリーが、昨年バセドウ病と診断された経緯を公表した。

バセドウ病は自己免疫疾患で甲状腺ホルモンを過剰に産生する病気で、デイジーは過剰なストレスによる症状だと勘違いしていた。

デイジーは治療を受けながらも食事や運動に気をつけ、病気と共存しながら健康に向けて取り組んでいる。

映画『スター・ウォーズ』出演俳優、バセドウ病の診断を受けたことを公表

映画『スター・ウォーズ』シリーズで知られるデイジー・リドリー。昨年バセドウ病だと診断されたことを雑誌『ウイメンズ・ヘルス』のインタビューの中で公表した。

昨年、体の火照りや疲れを感じたというデイジー。主治医の診察を受けたところ内分泌専門医に診てもらうよう勧められた。ちょうどスリラー映画『Magpie(原題)』で難しい役を演じたばかりだった彼女は「ストレスが多い役を演じたから気持ちがすぐれないんだろうと思っていた」という。

専門医に心拍数が上昇していることや疲労、体重の減少や手の震えなどの症状があることを話したところ、デイジーはこの病名を告げられたと話す。日本分泌学会によるとバセドウ病は自己免疫疾患で「甲状腺ホルモンを過剰に産生してしまう病気」である。甲状腺ホルモンは全身の臓器に作用して代謝を司るなどの働きを持つ。デイジーは「私はただ世の中にイライラしているだけだと思っていたのに、診断を受けて体のすべての機能がとても早く働いていることがわかった」と話している。

バセドウ病は完治することのない病気として知られている。デイジーも投薬を受けつつ、食事や運動にこれまで以上に気をつけて生活することで病と一緒に生きているという。「ものすごく厳しくやっているわけではないけれど、全般的にグルテンを減らすと気分がよくなる」「以前は自分がどんなに気分が悪かったか気が付かなかった。振り返ってみて、どうしてやってこれたんだろうと思った」と話している。

「私はいつも健康に気を配ってきたけれど、今はもっとウェルビーイングに集中している。ホリスティックなことをいろいろやっているけれど、そういうことができるのも特権だとわかっている」とも語っている。主演&プロデュースを務め、最近日本でも公開された作品『時々、私は考える』も好調なデイジー。病に負けず、これからも活躍してくれることに期待したい。