パパが凄すぎると「二世セレブ」はメンタルが辛い...?米スター俳優の息子が「自分は無価値」と過去を振り返る

AI要約

チェット・ハンクスは、有名な親を持つ若手俳優・ミュージシャンとしての苦悩を心境を赤裸々に語った。

彼は子供時代に親の名前に翻弄され、自己価値感に苦しんでいたことを告白。

薬物依存からの脱却、アルコール回避のためのアドバイスなど、過去からの成長を経て、新たな展望に期待が高まる。

パパが凄すぎると「二世セレブ」はメンタルが辛い...?米スター俳優の息子が「自分は無価値」と過去を振り返る

トム・ハンクスとリタ・ウィルソンを両親にもつ、俳優でミュージシャンのチェット・ハンクス(33)。先日ある番組内で自身の子ども時代を振り返り、“有名な親の息子”としての苦悩を赤裸々に語った。

1988年に結婚したトム・ハンクスとリタ・ウィルソンの長男として生まれ、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』をはじめ、テレビドラマなどへも出演しているチェット・ハンクス。彼は先日、MTVの番組『Surreal Life: Villa of Secrets』で自身の子どもの頃について振り返り、スーパースターの子どもであることに対する世間の反応に戸惑っていたと語った。

「私の子ども時代について話そうか。トム・ハンクスの息子として、『自分は最高だ』と感じながら育つと世間の人々は思っていた。だが実際には、『自分は完全に無価値なんだ』と感じながら育ったよ」

チェットは自身の経験を両親のせいにはしておらず、状況を複雑にしたのは見知らぬ人々だったと話した。

「そんなふうに思ってもいないのに、『(親より)自分の方が優れていると思っているに違いない』みたいな扱いをされてきた。みんなと友達になりたかったし、みんなと同じように扱われたかった。でもどうすればいいんだ?おとなしく臆病になればいいのか?と、私にとっては価値観を覆すような衝撃的な経験だった」

「ネガティブな感情をすべて内面化してしまったし、多分自分は無価値なんだと思う。外に出て相手の目を見て『チェットだ』と言うだけでも、自分にとっては闘いだった。精神的にも感情的にもね」

過去には、薬物やアルコールに悩まされていたことを告白しているチェット。『Page Six』によると、16歳の頃から薬物依存と闘っており、2014年の末にはリハビリ施設に入っていたという。

現在は10年近く断酒をしており、アルコールを断ちたい人や誘惑に負けそうな人に向けて、「まずはそのような環境から自分を遠ざけること」とアドバイスをしている。新たな気持ちで俳優業に加え、音楽活動にも力を入れているチェットの今後の活躍に注目したい。