モデル・岩堀せりが語る“不機嫌”の対処法「人に期待しすぎないこと。“わかってほしい”よりも気持ちを伝えることでイライラを解消」

AI要約

岩堀せりさんが不機嫌対処法について語る。40~50代の女性が直面する様々な要因による不機嫌を回避する方法を明かす。

せりさんはイライラを表に出すことが苦手であり、不機嫌な態度を見せる人を回避してきた。特に家族とのコミュニケーションにおいては、素直な気持ちを伝えることで不機嫌を解消することが重要だと語る。

自身の中で“いい妻でありたい”という気持ちが原因で、夫が突然家に人を呼ぶときにイライラする場面があると明かす。妻としての役割に対するプレッシャーと、お客様にきちんとした印象を与えたいという気持ちが葛藤を生んでいることを述べる。

モデル・岩堀せりが語る“不機嫌”の対処法「人に期待しすぎないこと。“わかってほしい”よりも気持ちを伝えることでイライラを解消」

女性ファッション誌『ViVi』のモデルとしてデビューし、その後、『GLAMOROUS』『otona MUSE』など、幾多の雑誌の表紙を飾り、モデルのトップを走り続ける岩堀せりさん。かっこよくて唯一無二のそのスタイルは多くの女性の永遠の憧れ♡ また、夫であるGLAYのTAKUROさんとの結婚生活も20年目を迎え、家族4人でロサンゼルスに住み始めてはや6年。L.A.と東京のデュアルライフを満喫中です。

今回のお題は、「不機嫌」の対処法。

いつも機嫌よくいたいけれど、そう簡単にいかないのが40~50代。更年期にやってくる体の不調や忍び寄るエイジングサイン……。そして、子どもの思春期や夫との摩擦など、家庭や社会からの影響も受けやすい傾向にある世代です。現在46歳のせりさんが、いつでも主体的に楽しく生きるために心がけていることとは?

「私、そもそもあまり不機嫌にならないんです。もちろん、怒るときはあるけれど、長々とイライラすることはあまりないかな。天気が悪ければまあしょうがないよねと思うし、体の具合が悪いときはイライラするより落ち込んでしまう。そんなときでも、ご機嫌なほうが体調もよくなるのではと思っているので、無理やりアドレナリンを出して気持ちを切り替えます。お医者さんにも、『気合いだけで生きていてストレスに気づきにくい。体に負担がかかって、突然パタッと倒れるタイプだから気をつけて』と言われたくらい。もやもやとした感情を引きずって不機嫌で過ごすのは人生がもったいないと思うタイプです」

気になったことはすぐに相手に伝えることで、不機嫌を回避!

「昔からイライラを表に出す人が苦手なので、そういう人はなるべく回避して過ごしてきました。不機嫌な態度を誰彼構わず見せるのは未熟だなと思うし、もしもそういう人に会ってしまったら向き合わず、すぐに蓋をする。それに影響を受けて自分が不機嫌になるのが嫌なんです。なので、そういう人に対して真剣に怒ることはないし、それに対して何かを伝えることはないです。

他人なら、この先ずっと一緒にいるわけではないので、ちょっとイライラしていても耐えられるし我慢できる。でも家族となると話は別。家族は明日も明後日も一緒に過ごさないといけないから、相手が不機嫌なときはすぐに原因を聞きます。逆に、どういうときに私がイラッとするのかをきちんと向き合って伝えておく。そのほうがお互いの不機嫌ポイントが見えてくるし、この先の長い時間を健やかに過ごせると思うんです。相手の感情の動きを放置せず、その場で向き合っておけば一旦解決するので、不機嫌が長く続くことはないですね。

今回インタビューを受けて、私はどんなときにイライラしているんだろうと考えてみたら……一つだけありました。それは、TAKUROくんが突然家に人を呼ぶとき。お客様が家に来ること自体にイライラするのではないんです。人が家に遊びにきてくれるのは嬉しいし、そもそも私自身、酔っ払って友達をよく家に連れてきてしまうし(笑)。

きちんとおもてなしをしたいのにできない自分がもどかしいんですよね。TAKUROくんには『何もしないでいいよ』と言われますが、お客様がいるのにソファでテレビを見ているわけにいかないよね……と私の中で納得ができない。それはまだ、私の中で“いい妻でありたい”という気持ちを諦めきれていないからなのかな。夫のお客様に、きちんとした人だと思われたいんですよね、多分。逆に、前々から予定を伝えられたときは張り切って準備し過ぎてしまうので、何もしなくていいからと念を押されます(笑)。昔よりは何もしない妻でいられるようになりましたけど、その加減はなかなか難しいですね」