「人の人生舐めすぎだろ」スカイピース“スタッフ大量辞職”騒動を釈明　税理士もあきれる“ずさん経営”に集まる批判

　2024年7月14日、人気YouTuber・スカイピースが、自身のYouTubeチャンネルを更新。ここ数日、SNSをにぎわせている“スタッフ一斉辞職”騒動をめぐり、謝罪した。

「ことの発端は12日、スカイピースの動画編集などを担当する裏方、通称『スカイメンバー』9人のうち6人の卒業が発表されたことでした。半数以上が卒業という異例の事態に、ファンからは困惑の声も。13日、スカイピースは動画を更新し、裏方たちの卒業について『自分たちが至らず、まとめることができませんでした。ほかにもそれぞれやりたいことがあったり、プライベートもあったり、いろんな環境が重なった』と理由を説明していました」（芸能記者）

　だが、この騒動は無事、一件落着とはならず……。

「14日には、元裏方だった、りなみ氏がXで《本来弁護士を通して自分を含めた退職した方々に確認を行うという約束でしたが、その約束を破棄して投稿されたもの》と発言。続けて、《「まとめられませんでした」はこちら側としては意味が違うと考えています。今回の問題は残業代の未払いが発覚したにもかかわらず、向こうが素直にその支払いに応じなかったことから起こりました。そのなかで心ない発言がされることもありました》と告発したんです」（同前）

　事態をうけ、スカイピース側も再び動画をアップし、残業代の未払いについて「事実になります」と認めた。

「スカイピースの2人は、『この件につきましては、メンバーとの話し合いはすでにすんでおり、現在、支払う形で進めております』とも明かしました。また、弁護士や退職した裏方への確認なく動画を公開した件に関しては、確認の約束をしたのは『退職に関する投稿文』であるとし、『昨日の動画はあくまでファンの方へ向けた動画であり、退職したメンバーへの確認を必要とする内容は含まれていない、とこちらで判断したため、確認を取らず動画を投稿いたしました』と経緯を説明しました」（同前）

　残業代の未払いに加え、無断での動画公開など“自分勝手”と判断されてもおかしくないスカイピース。そんな彼らが金欠になる“予兆”があったという──。

「若者に人気のあるスカイピースですが、以前、金遣いの荒さを明かしていたことがあります。2024年3月、メンバーのテオが、同じく人気YouTuber・ヒカルと対談した際、経済状況を聞かれ『ピンチです』と発言。経理担当がおらず、貯金額だけを見て企画にかける金額を決めていたといい、税理士から『お金ないよ』と連絡が来た、と告白していました。もうひとりのメンバーであるイニ☆（じん）も、リターンを考えず、企画のためにどんどんお金を使ってしまうのだとか。そうした、どんぶり勘定を続けていった結果、スタッフの残業代も支払えない、という窮地に追い込まれたのかもしれません」（別の芸能記者）

　自分たちがピンチになるだけならまだしも、スタッフが割を食う形になったのはいただけない。Xでは、スカイピースのずさんな経営体制に、批判の声が殺到している。

《一般の感覚ですが、社員9人中6人が同時に辞めるのは　ブラックすぎると思いますよ。申し訳ないけど、異常ですその会社。》

《人の人生舐めすぎだろ　会社経営向いてないとか以前に人としてありえない》

《ぶっちゃけ、残業代未払いで6人も一斉に飛ぶなんて考えにくいんで、下働きの子たちによほどの鬱憤が溜まってて最後のトリガーを引いただけだと思う》

《取り繕った感じの動画。かなり険悪に揉めたのかな。その動画も行き違い？解釈の違い？みたいになってて最悪。未払って…とっくにオワコンなのんかな。》

　信頼回復までにはしばらく時間がかかりそうだが、まずは支払いを済ませないと“ピース”にはならないだろう……。