石丸伸二氏、自民党をバッサリ「究極的に終わってる」「トップに据えてくれるなら入ってもいい」

AI要約

安芸高田市長で次点だった石丸伸二氏が自民党を厳しく批判し、裏金事件についてコメントした。

自民党の裏金事件が終わってると感じると述べ、都議会議員補欠選挙での敗因を指摘した。

石丸氏は自民党に入ることも検討する考えを示し、番組のコメンテーターとして出演した。

石丸伸二氏、自民党をバッサリ「究極的に終わってる」「トップに据えてくれるなら入ってもいい」

 前広島県安芸高田市長で東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(41)が14日、TBS系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に生出演し、自民党を「終わってる」と厳しく批判した。自民党派閥が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとされる事件で東京地検が8日、告発されていた計16人の国会議員や元議員を不起訴処分としたことへの感想を求められて言った。

「ひと言で言ってダメなんですけども、ダメなことをなかったことにしようとしている自民党が究極的に『終わってるな』って感じです。もう、無理なんだから切り替えればいいのに、できないとしたらもう限界なのかなと思います」

 都知事選と同じ今月7日に投開票が行われた都議会議員補欠選挙で、自民党は8つの選挙区に候補者を擁立するも結果は2勝6敗。その敗因は裏金事件とされているが、この点についても石丸氏は「やはり、ここに民意が凝縮されているんだって分かっているので」と指摘。その上で「これは昔、東国原さんがそんな話をされていましたが、私をトップに据えてくれるなら自民党に入ってもいいです。それぐらい思い切れるならですが、まあ、ないしょうね」「これまで長きに渡って担っているところが弱っているんだとしたら、何ができることはないかなって探したいですね」などと話した。

 この日、石丸氏はコメンテーターとしての出演。傍らにいた元衆院議員で政治評論家の杉村太蔵氏は番組の終了間際、先輩コメンテーターとして「危機感を覚えています」と実感を込めていた。