【3日の虎に翼】寅子は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当することに

AI要約

伊藤沙莉がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となる三淵嘉子さんの半生を描いたフィクション作品。伊藤は主人公の猪爪寅子役を演じる。

寅子は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当し、その間に生まれた息子が窃盗事件を起こしている。両親が親権を手放したいと考える中、寅子は息子を救う方法を模索する。

朝ドラ第110作目の「虎に翼」は、主人公の奮闘を通じて戦時下の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が手がけ、物語のテーマは中国の法家「韓非子」の言葉にある「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味を持つ。

 伊藤沙莉がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となる三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんの半生を再構成して描くフィクション作。伊藤は主人公の猪爪寅子(ともこ)役を演じる。

 ◆第68回のあらすじ◆

 寅子(伊藤沙莉)は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。二人の間に生まれた栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。責任を押し付け合う姿に心を閉ざしていく栄二。寅子は栄二を救う方法を模索する。一方、最高裁では「尊属殺の規定」に関する、ある判決が言い渡される。15人の最高裁判事の中には穂高(小林薫)がいた。

 「虎に翼」は110作目の朝ドラで、昭和初期から戦時下を経て奮闘する主人公の姿を、吉田恵里香氏の脚本で届ける。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。