橋下徹氏 維新・馬場代表を批判「自民党が嘘をついたわけでなく…馬場さんや維新執行部の確認ミス」

AI要約

橋下氏がSNSで日本維新の会の政治資金規正法改正に関するオンライン会合の経緯を明かす。

地方側からの批判や不満を受け、維新は政策活動費を支出しない方針を表明。

自民党との交渉経緯や馬場代表との確認ミスに関する橋下氏の見解。

橋下徹氏 維新・馬場代表を批判「自民党が嘘をついたわけでなく…馬場さんや維新執行部の確認ミス」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が28日までに自身のSNSを更新。日本維新の会が26日、党所属の首長や地方議員とのオンライン会合を開き、藤田文武幹事長が、先の通常国会での政治資金規正法改正を巡る自民党との交渉経緯を説明したことに言及した。

 地方側からは「詰めが甘い」と厳しい意見が相次ぎ、藤田氏は会合後の記者会見で、今後は党として政策活動費を支出しない考えを表明した。会合は、馬場伸幸代表が岸田文雄首相と合意した調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革が先送りされたことへの地方側の不満を受けて開催。馬場氏は冒頭「仲間内でけんかし、弾を撃ち合うことは控えてほしい」と呼びかけた。

 馬場氏は5月、首相と規正法改正や旧文通費改革に合意。これを踏まえ、改正案の衆院採決で賛成した。しかし自民幹部が通常国会での旧文通費改革に慎重姿勢を示したことに反発し、参院では反対に転じた。

 橋下氏は「自民党が嘘をついたわけでなく、単純に党首会談での馬場さんや維新執行部の確認ミスの話。今なんとなくある支持率に乗っかって比例復活議員を増やす戦略ならどの道維新はなくなる」とつづった。