「これが喧嘩のやり方だ」吉村氏が主張展開 領収書10年後に公開で自民と合意の政策活動費 維新は廃止へ

AI要約

日本維新の会は、政策活動費について自民党と合意したが、今後党として廃止する方針を表明した。

説明会で維新の吉村洋文共同代表は、政策活動費の完全廃止を主張し、「喧嘩のやり方」と語った。

藤田文武幹事長は政策活動費を無くしていく方針で進める考えを示し、使途公開の義務がない政策活動費について維新は今後支出しないと述べた。

「これが喧嘩のやり方だ」吉村氏が主張展開 領収書10年後に公開で自民と合意の政策活動費 維新は廃止へ

日本維新の会の藤田文武幹事長は、領収書を10年後に公開することで自民党と合意した「政策活動費」について、今後党として廃止する方針を表明した。

日本維新の会は26日、政治資金規正法の改正をめぐる対応について、地方議員などに向けた「説明会」を開いた。

その説明会で、領収書を10年後に公開することで自民党と合意した政策活動費について、吉村洋文共同代表は「政策活動費、完全廃止にすべきだ。合意文書の中に日程が書き入れられていなかったと。これが喧嘩のやり方だ」と語り『政策活動費の廃止』を主張した。

その後の会見で、藤田文武幹事長は「来年は政策活動費を無くしていく方向で我が党としては運用していきたい」

 「主に私が経理実務を管轄しているので事務方と相談しながら、これについては一定、ある種の我々の主張として、まずは自分たちが姿勢を示していくという先頭に立つ思いで、政策活動費については無くしていくということを党の運用としてやっていきたい」と話し、『使途公開の義務がない政策活動費を維新は今後支出しない』考えを示した。

政策活動費は、政党から政治家個人に支出される政治資金で、何に使ったのかを公表する義務がないため「ブラックボックス」とも呼ばれている。

政治資金規正法の改正をめぐり、維新は、自民党と政策活動費について10年後に領収書を公開することで合意していた。

(関西テレビ 2024年6月26日)