エヴァンゲリオン制作のガイナックスが破産申請…商標や版権は庵野秀明監督の会社に譲渡済み

AI要約

東京商工リサーチによると、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したアニメ制作会社「ガイナックス」が破産申請を行い、会社は事業を停止している。

ガイナックスは1984年に設立され、35億円の売上高を記録したが、2012年以降業績が悪化。事業を多角化していたが、結局破産申請することになった。

「エヴァンゲリオン」などの作品版権は、庵野秀明氏が社長を務める「カラー」に譲渡されており、ガイナックスが保有していたものはすべてその会社に移っている。

 東京商工リサーチは7日、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を制作したアニメ制作会社「ガイナックス」が東京地裁に破産申請したと発表した。5月29日付。

 同社は1984年の設立で、ピーク時には約35億円の売上高があった。2012年頃から飲食店経営など事業を多角化したが業績が悪化。今年5月に事業を停止していた。

 エヴァンゲリオンなどの商標や作品の版権は、かつて同社に所属していたアニメーション・映画監督の庵野秀明氏が社長を務める映像制作会社「カラー」に譲渡されている。