街路樹枯死 ビックモーター元副社長を不起訴 東京地検

AI要約

中古車販売大手「ビッグモーター」の東京都内4店舗前で街路樹が枯れたり伐採されたりした事件で、兼重宏一元副社長ら12人が器物損壊容疑で書類送検され、地検は31日、不起訴処分とした。

兼重氏や他の関係者は2023年7月に街路樹を無断で伐採し、他の店舗の関係者らは21~23年に除草剤をまいて街路樹を枯らした疑いがあった。

具体的な処分理由は地検からは明らかにされていない。

街路樹枯死 ビックモーター元副社長を不起訴 東京地検

 中古車販売大手「ビッグモーター」=現WECARS(ウィーカーズ)=の東京都内4店舗前で街路樹が枯れたり伐採されたりした事件で、器物損壊容疑で書類送検されたビッグモーターの兼重宏一元副社長(35)ら12人について、東京地検は31日、不起訴処分とした。多摩店(東京都多摩市)の関係者1人は略式起訴された。地検は処分理由を明らかにしていない。

 兼重氏や多摩店の店長(当時)ら計6人は2023年7月、店舗前に植えられた街路樹を都に無断で伐採した疑いがあるとして、他の3店舗の店長(同)ら7人は21~23年、それぞれの店舗前の街路樹に除草剤をまいて枯らした疑いがあるとして、いずれも24年3月に書類送検されていた。【安元久美子】