政治資金規正法の改正 自民が修正案を与野党に提示 野党「ゼロ回答」
AI要約
政治資金規正法の改正案が与野党間で議論されている。自民党が3年後の法律見直しや政策活動費の公開などを盛り込んだ提案を行い、公明党は賛成の意向を示している。
自民党は政党支部への寄付税制優遇措置の除外も検討中であり、公明党は最終的には賛成する見通しを示している。
一方、野党は企業団体献金の禁止を求めており、対立が生じている状況である。
政治資金規正法の改正にむけ自民党は、施行から3年後に法律を見直すことなどを盛り込んだ修正案を与野党に提示しました。公明党は、賛成する見通しです。
修正協議で自民党が示した案では、3年後の見直し規定のほか政策活動費について、使用した金額に加えその時期を公開することなどを盛り込んでいます。
また、自らが代表を務める政党支部に対する寄付の税制優遇措置の適用除外を検討するとしています。
公明党は、持ち帰って検討する方針を伝えましたが、自民党との対立は避けたい考えで最終的には法案に賛成する見通しです。
一方、野党は企業団体献金の禁止などを求めていて、「ゼロ回答だ」と折り合いませんでした。
改正案は来週中に衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通しです。（ANNニュース）
