4800万円の脱税疑いで告発 都内の広告代理会社、東京国税局

AI要約

東京国税局がインターネット向け広告動画の制作収入を申告せず約4800万円を脱税したとして、広告代理業「FENOMEN」及び代表取締役ら2人を東京地検に告発した。

告発容疑は2020年8月期に約1億9300万円の所得があったが、申告されなかった疑いがあるとされている。虚偽のコンサルティング契約書が作成され、不正に得られた資金が隠匿された可能性がある。

告発されたのは岡田剛士代表取締役と岡田栄造氏。栄造氏は金融機関の貸金庫に資金を隠していた疑いが持たれている。

 インターネット向け広告動画の制作収入を申告せず約4800万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで、広告代理業「FENOMEN(フェノメン)」(東京都中央区)と同社の代表取締役ら2人を東京地検に告発したことが24日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、告発されたのは岡田剛士代表取締役(31)と、父親で韓国籍の自営業岡田栄造こと金栄造氏(61)。

 告発容疑は2020年8月期に約1億9300万円の所得があったが、申告しなかった疑い。虚偽のコンサルティング契約書を作成し、不正に得た資金は栄造氏が金融機関の貸金庫などに隠していたとみられる。