手紙の郵便料金 2024年秋にも110円に値上げへ 改定は約30年ぶり 政府の関係閣僚会議
政府は手紙の郵便料金の値上げを決定しました。2024年秋に84円から110円への値上げが予定されています。
日本郵便は収益減少や輸送コスト上昇により値上げを求めており、はがきの料金も値上げされます。
今回の値上げは、約30年ぶりの値上げであり、消費増税改定以外の値上げとしては珍しいことです。
政府は物価問題についての関係閣僚会議で、手紙の郵便料金の値上げを了承しました。総務省の省令改正を経て、2024年秋にも84円から110円になります。
「25g以下の定形郵便物、および25g以下の信書便物の料金額の上限を84円から110円に改定する」(林官房長官)
日本郵便は郵便物の減少や輸送コストの高騰などで郵便事業が赤字だとして、値上げを求めていました。はがきは63円から85円になります。
今回の値上げは、消費増税の改定をのぞくと約30年ぶりです。(ANNニュース)