大雨特別警報の石川県 1人死亡 6人行方不明

AI要約

石川県では大雨による災害で1人が死亡、6人が行方不明となり、住宅の流失や浸水被害が相次いでいる。

輪島市で住宅が流され4人の行方が不明であり、土砂崩れや作業員の連絡不能など複数の被害が報告されている。

気象庁は大雨特別警報を発表し、浸水や住宅被害が広がっている中、被災地の救助・復旧が急務となっている。

大雨特別警報の石川県 1人死亡 6人行方不明

 石川県では大雨による影響で1人が死亡、6人が行方不明となっています。消防には、輪島市で住宅が流され4人の行方が分からないとの情報も入っています。

 気象庁は21日午前11時前、輪島市・珠洲市・能登町に大雨特別警報を発表しました。県によりますと、珠洲市で土砂崩れの下敷きとなった1人の死亡が確認されたほか、輪島市と珠洲市、能登町であわせて3人の行方が分からなくなっているということです。

 国土交通省によりますと、土砂崩れの影響で輪島市の中屋トンネルで、能登半島地震の復旧工事を行っていた3人の作業員と連絡が取れなくなっています。また、消防によりますと、輪島市久手川町で住宅4軒が川に流され、4人の行方が分からなくなっているということです。

 浸水被害も相次いでいて、仮設住宅600戸余りで床上浸水が確認されています。この他にも多くの住宅が水に浸かっていますが正確な数は把握できていません。(ANNニュース)