「あすの仕事どうしようと考えていた」取り残された登山客などのうち下山希望する約100人の救助進む 静岡市

AI要約

静岡市葵区の林道で土砂崩れが発生し、200人が取り残されたが、ヘリコプターでの救助活動が続いている。

救助活動では下山を希望する100人が救助され、安心感と仕事への思いを語った。

救助活動は日没ごろまで続く見通し。

「あすの仕事どうしようと考えていた」取り残された登山客などのうち下山希望する約100人の救助進む 静岡市

南アルプスへとつづく静岡市葵区の林道できのう、土砂崩れが発生し、登山客など200人が近くのロッヂに取り残され、けさからヘリコプターでの救助活動が続いています。

きのう、南アルプス登山の拠点となる静岡市葵区の椹島ロッヂ近くの林道で土砂崩れが発生し、登山客やリニア工事の関係者などあわせて200人が取り残されました。

記者

「午前6時半の静岡市葵区井川です。たったいま、救助者を乗せたヘリがやってきました」

現場では、けさから消防などがヘリコプターで、取り残された人のうち下山を希望するおよそ100人の救助を進めています。

長野からの登山客

「孤立していたところから出られた安心感はあった。早く自分たち以外の人も戻ってきて、顔を見たいという気持ちが強い」

「率直に帰れない、あすの仕事どうしようということばかり考えていた」

救助活動は日没ごろまで続く見通しです。