最後の岸田・バイデン会談 総理の3年間を称賛 中国めぐる諸課題などで連携確認

AI要約

岸田総理とバイデン大統領の日米首脳会談がバイデン大統領の私邸で行われ、両首脳は相互のリーダーシップを称賛しあい、日米の連携強化と国際秩序の維持を確認した。

バイデン大統領は岸田総理の防衛力強化や日本の役割拡大に対して賞賛し、岸田総理もバイデン大統領のリーダーシップに感謝を表明。

両首脳は中国の課題や日米韓3か国の協力関係などについて連携を強化することで合意し、日米がグローバル・パートナーとして引き続き協力することを確認した。

最後の岸田・バイデン会談 総理の3年間を称賛 中国めぐる諸課題などで連携確認

アメリカを訪問している岸田総理は、バイデン大統領の私邸に招かれ、任期中最後となる日米首脳会談に臨みました。バイデン大統領からは、岸田総理の3年間のリーダーシップを称える言葉があったということです。

記者

「岸田総理を乗せた車列がバイデン大統領の私邸へ到着しました」

会談は、デラウェア州にあるバイデン大統領の私邸でおよそ1時間行われました。

バイデン大統領は、岸田総理が3年間にわたる先見性と勇気あるリーダーシップによって、日本の防衛力を根本的に強化し、世界における日本の役割を変えたなどと称賛しました。

これに対し、岸田総理も、バイデン大統領のリーダーシップによって日米関係が強固になったと伝えるとともに、日本は最大の投資国としてアメリカ経済に貢献していて、こうした土台の上に今後も日米連携を一層強化していくと強調しました。

また、両首脳は、中国をめぐる諸課題に引き続き日米で緊密に連携していくことで一致したほか、日米韓3か国の協力関係が大きく進展していることを評価しました。

岸田総理とバイデン大統領はともに近く退任しますが、両首脳は、今後も日米両国が自由で開かれた国際秩序の中核を担うグローバル・パートナーであり続けることを確認したとしています。