石川県能登北部に大雨特別警報受け、林官房長官が被害状況を説明

AI要約

石川県能登地方に大雨特別警報が発表され、林官房長官が被害状況を把握し、災害対策に全力を尽くすことを述べた。

自民党総裁選候補として行っていた視察を中止し、東京都内で報告を受けた後、石川県からの要請で救助活動が行われていることを明らかにした。

石川県や周辺地域で停電や交通規制が発生しており、林官房長官は被災地の状況を続報している。

石川県能登北部に大雨特別警報受け、林官房長官が被害状況を説明

「大雨特別警報」が石川県能登地方に発表されたことを受け、林官房長官は「被災自治体と緊密に連携をし、被害情報の把握や災害応急対策に全力を尽くす」と述べました。

林官房長官は、自民党の総裁選候補として東京都内で行っていた視察を打ち切り、正午すぎに官邸に入り、松村防災担当大臣から被害状況の報告を受けました。

その後、午後2時半ごろ、記者団の取材に応じ、石川県から要請で自衛隊が災害派遣されるなど、警察・消防・自衛隊を中心に救命救助活動が行われているとしたうえで、石川県などでおよそ4800戸の停電が発生し、石川県では固定電話や携帯電話のサービスに支障が出ていると明らかにしました。

大雨は石川県以外でも激しく降っているところがあり、林官房長官は、新潟県と秋田県を結ぶ日本海東北道路の5区間で通行止めとなっていて、山形新幹線は山形と新庄の間で終日、運転を見合わせていると説明しました。