愛子さま ご静養でグッと一歩前に踏み出して 天皇陛下も目尻が下がった笑顔で喜ぶ「成長」ぶり

AI要約

愛子さまが就職後、初めての夏休みを那須御用邸で過ごした際の変化が見られる。

駅前での人々との交流で、愛子さまが一歩前に出て話しかける姿が注目された。

愛子さまの人見知りを克服しようとする姿勢が示されている。

愛子さま ご静養でグッと一歩前に踏み出して 天皇陛下も目尻が下がった笑顔で喜ぶ「成長」ぶり

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは、今春に就職してから初めての「夏休み」を、栃木県の那須御用邸で過ごされた。両陛下とともに9月12日にJR那須塩原駅に到着し、出迎えた人たちと言葉を交わした愛子さま。その様子から愛子さまの「変化」が見て取れたと、愛子さまの成長を見続けてきた皇室番組の放送作家のつげのり子氏は感慨深げに話す。

*  *  *

「陛下、お帰りなさ~い」

「皇后さま~」

「敬宮愛子さま~」

 12日のJR那須塩原駅。ご静養先の那須御用邸に向かう天皇陛下や皇后雅子さま、そして愛子さまの姿が見えた瞬間、駅前で待っていた奉迎者から、大きな歓声が上がった。

 天皇陛下、雅子さま、愛子さまは、出迎えた人々に向かって会釈をし、声をかけていった。

 奉迎者と言葉を交わす雅子さまの隣で、微笑みながら相づちを打っていた愛子さまだったが、場があたたまってくると、

「こちらも今年は暑かったですか」

 と、ひとりの女性に話しかけた。しかし、女性は愛子さまのその言葉を、周囲の声で聞き取れなかったようだった。

 その様子を見た愛子さまは、さらに一歩前に近づいて、ふたたび同じ言葉をかけていた。

 

 この一瞬の出来事を、愛子さまが誕生した2001年ごろから皇室番組の放送作家を務めてきたつげ氏は、感慨深く見たという。

「人々と交流するときに、グッと一歩前に出て歩み寄って話しかけられた様子を見て、愛子さまが誕生されたことからずっと見つめ続けてきた身としては、すごく成長されたなと感慨深いものがありました」

愛子さまは、自他共に認める「人見知り」。相手に向かって自ら歩み寄っていく様子が、いままでなかったからだ。

 

■大勢の人々の前で固まる愛子さま

 2022年3月17日、成年を迎えた愛子さまは記者会見で、自身の長所を「どこでも寝られるところ」と話し、短所についてはこう語っていた。

「小さい頃から人見知りのところがございますので、これから頑張って克服することができればと思います」

 幼い頃の愛子さまは、特に人見知りの様子が見られた。