1カ月で約1cm進んだ計算に…リニア工事との関連疑われる“地盤沈下” 最大3.2cmまで進行 岐阜県瑞浪市

AI要約

リニア中央新幹線のトンネル工事の影響で地盤沈下が確認されている岐阜県瑞浪市で、JR東海が調査結果を公表しました。

地盤沈下は1カ月でおよそ1センチ進行し、住宅など60世帯の調査が進められています。

JR東海は因果関係の調査を行い、地元住民の安全確保に努めています。

1カ月で約1cm進んだ計算に…リニア工事との関連疑われる“地盤沈下” 最大3.2cmまで進行 岐阜県瑞浪市

 リニア中央新幹線のトンネル工事の影響で地盤沈下が確認されている岐阜県瑞浪市で、JR東海は9月20日、地盤沈下が最大3.2センチに進行していることを明らかにしました。

 JR東海は20日、瑞浪市大湫町で確認された地盤沈下が、9月17日の時点で最大3.2センチに進行していることを明らかにしました。

 誤差もあるため単純に比較できないとしていますが、8月の調査での最大2.4センチから、1カ月でおよそ1センチ地盤沈下が進んだ計算です。

 JR東海は、沈下がみられる地区のおよそ60世帯の住宅などの調査を年内に終えることを目指していて、調査結果も踏まえてリニアのトンネル掘削工事との因果関係を明らかにするとしています。