「地盤沈下しちゃった、15センチくらい」リニア新幹線のトンネル工事が原因か JR東海が地盤沈下が確認された岐阜・瑞浪市で家屋の調査

AI要約

JR東海は、岐阜県瑞浪市でリニア新幹線のトンネル工事が原因とみられる地盤沈下の影響を受けた家屋の調査を開始しました。

地盤沈下により、住民の一部から扉の開閉に支障が出るなどの被害報告があり、周辺のおよそ60世帯の家屋を調査する計画です。

現地では、井戸の水位低下やコンクリートのひび割れなどが確認され、トンネル工事の影響度を詳しく把握するための取り組みが進められています。

「地盤沈下しちゃった、15センチくらい」リニア新幹線のトンネル工事が原因か JR東海が地盤沈下が確認された岐阜・瑞浪市で家屋の調査

JR東海は、リニア新幹線のトンネル工事が原因とみられる地盤沈下が確認された岐阜県瑞浪市で、家屋の調査を始めました。

大内延男さん

「ここがものすごく(地盤)沈下しちゃった。15センチくらい。基礎(の高さ)まであったけれど…」

リニア中央新幹線のトンネル工事現場近くにある瑞浪市大湫町のこちらの男性の家では、今年7月ごろから敷地の一部が2センチほど沈み、コンクリートにひびが入りました。

JR東海のこれまでの現地調査では、井戸などの水位の低下が14か所、地盤沈下が12か所確認されていて、一部の住民からは「扉が開きにくくなった」などの声が上がっています。

JR東海は、きょうから周辺のおよそ60世帯の家屋を調査し、トンネル工事がどの程度影響しているのか、見極めたいとしています。